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【ワシントン和田浩明】マクレラン米大統領報道官は5日の会見で、ブッシュ米大統領と中国の胡錦濤国家主席が同日電話協議し、北朝鮮問題や中台情勢を協議したと発表した。両首脳は北朝鮮に関し懸念を表明、6カ国協議を通じた北朝鮮の核問題への対処を再確認した。胡主席は台湾の最大野党・国民党の連戦主席らの訪中について説明、ブッシュ大統領は、陳水扁台湾総統への歩み寄りも継続するよう要請した。
北朝鮮情勢を巡っては、前回の6カ国協議開催から約1年が経過し停滞が続く一方、北朝鮮の核兵器保有宣言(今年2月)、寧辺の5000キロワット級黒鉛減速炉の稼働停止(同4月発覚)、日本海への短距離ミサイル発射実験(今月)など、緊張が高まっている。米国にとり今回の会談は、同協議のホスト役である中国に対し、再開のための北朝鮮への働きかけ強化を促す狙いもあったと見られる。
中台関係では、マクレラン報道官は「我々は中国と台湾の対話を継続して促している」と歓迎。ブッシュ大統領は「選挙で選ばれたリーダーである陳総統にも、手を差し伸べる方法を探り続けてほしい」と胡主席に要請したという。
毎日新聞 2005年5月6日 11時31分
http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/america/news/20050506k0000e030042000c.html