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町村信孝外相は七日夜、中国の李肇星外相と約一時間半にわたり京都市のホテルで会談した。李外相は小泉純一郎首相の靖国神社参拝について「A級戦犯を祭っている靖国神社への参拝は、絶対にないようにしてほしい」と強く要求した。
町村外相は中国での反日デモによる日本の公館などの被害に対し謝罪と補償をあらためて要求した。
李外相は中国政府がデモの再発防止に力を入れてきたことを強調したが謝罪はせず、遺憾の意も表さなかった。
ただ、李外相は補償の代わりに北京の日本大使館の建物を所有する中国外務省の所管法人に補修など原状回復させることを申し入れ、町村外相は上海や瀋陽の日本総領事館も含め、この申し入れを受け入れた。
両外相は愛・地球博(愛知万博)の「チャイナデー」(今月十九日)に合わせて来日する中国の呉儀副首相と小泉首相との会談を調整していくことで一致。李外相は呉副首相の来日に合わせて名古屋に総領事館を開設することを正式に表明した。
町村外相は、反日色が強いと指摘されている中国の歴史教科書について「事実関係に問題があり、表現が残虐な部分がある」と改善を要請した。これに対し、李外相は「中国の歴史教科書と日本の右翼の教科書を混同すべきではない」と反論した。
http://www.tokyo-np.co.jp/00/sei/20050508/mng_____sei_____003.shtml