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(回答先: 北朝鮮核実験報道と中国・韓国・米国関係 (Nevada経済速報5月4日) 投稿者 愚民党 日時 2005 年 5 月 04 日 18:58:58)
記事入力 : 2005/05/03 21:34
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2005/05/03/20050503000081.html
咸鏡北道に核実験施設? 脱北者の証言で疑惑深まる
北朝鮮が核実験を準備しているという兆候が発見されたと伝えられた咸鏡(ハムギョン)北道の吉州(キルジュ)に巨大な未確認特殊区域があると吉州出身の脱北者たちが3日伝えた。
脱北者たちが指摘した地域は、両江(ヤンガン)道の白岩(ペクアム)郡、化城(ファソン)郡に隣接した吉州(キルジュ)郡・豊溪(プンゲ)里と春興(チュンフン)里一帯の山林地域だ。脱北者によると、ここは70年代半ばから軍事衛戍(えいじゅ、軍隊が長期駐屯すること)区域に指定され、一般人の出入りが徹底的に統制された。しかし、脱北者たちはこの一帯が核実験のための施設かどうかはわからないとしている。
最近脱北した吉州出身のキム・ヨンスク(仮名)さんは「この地域全体が電気鉄条網で封鎖されており、軍人が厳しく警戒にあたっている」とし「時々、山菜やどんぐりを採集するため、付近の山に上ると、火花を伴った軍事実験らしき光景を見かけた」と述べた。
キムさんは「この地域に嫁いでいく場合を除けば、私が知る限り、他地域の人々が内部に入ることはなかった」と伝えた。ここで生まれ育ったというハン・ボンヒ(女性/29)さんは、「この一帯は軍人の数もおびただしく、ミサイル実験が行なわれたという噂も聞いたが、実際に何が行われている所なのか住民たちもよく知らない」と述べた。
昨年末、脱北した吉州出身のイ・ミョンホ(仮名)さんは「ここは人民軍に供給する油類を有事に備え貯蔵する場所として偽装されており、実際に鉄条網の内外にガソリンのドラム缶が積まれている」と述べた。また、最近になって吉州から両江道の恵山(ヘサン)をつなぐ白頭青年線という鉄路から、豊溪里方向に向けて別途の鉄道が建設されたという。この鉄道駅の名前はケドクで、地域住民はこの一帯をケドク地帯とも呼んでいるという。
イさんはまた「豊溪里から化城郡に向かう途中の山腹には1級の政治犯が収容される第16号化城政治犯収容所もある」と証言した。
一方、申鉉惇(シン・ヒョンドン)国防部スポークスマンは核実験の兆候を捉えたという記事について「90年代末から咸鏡北道の吉州地域で坑道を掘削する兆候が見つかり、韓米両国の情報当局が追跡している。坑道の目的については分析しているが、目的は定かでない」と述べた。申スポークスマンは「しかし、この地域に関し、核実験準備に関連した兆候だとする米側からの通報を受け取ったことはない」と述べた。
姜哲煥(カン・チョルファン)記者 nkch@chosun.com