現在地 HOME > アジア1 > 312.html ★阿修羅♪ |
|
Tweet |
(回答先: 今の日本人の大半は、先の戦争で反省することはない 投稿者 東京音頭 日時 2005 年 4 月 29 日 21:57:12)
東京音頭さん、レスありがとうございます。
確かに戦後60年たってあの戦争に直接責任を負っている人は少数になったでしょう。
では、中国人や朝鮮人に「悪いのは戦争を始め、日本国民を扇動したヤツラだ。私達の親や祖父など多くの日本人はやむなく引きずられていただけだ。」と言うのでしょうか?
戦中の様子を見ていたら我々の父や祖父の世代は嬉々として戦争に賛成していたのですよ。
その事を中国人や朝鮮人たちは知っているのですよ。
そして、問題は戦後です。
果たして我々日本人はあの戦争の事をどれだけ反省したのでしょうか?
天皇には戦争責任があるのは当然でしょう。
しかし、我々はそれを追求しなかった。
一部の人は追求したが非常に少数でした。
つまり戦争を始めた張本人の罪も追求できていないのです。
我々日本人があの戦争を間違いだったと思っているように中国人や朝鮮人が思えるでしょうか?
まして、靖国神社の首相の参拝も日本国民は阻止できないでいるのです。
やはり日本人総体としては戦争に対する反省があまりにも不足しているのですよ。
原爆や空襲など被害を受けた事はよく覚えているが中国や朝鮮で日本が行った蛮行に対しては見ようともしない日本人が多いのではありませんか?
これが、中国人や朝鮮人の日本人総体に対する不信感となるのです。
やられた方は孫子の代までその恨みは忘れません。
やった方が子供の世代で「私には関係ないよ。」と言うのと対象的です。
日本には米軍が来ただけで、中国人や朝鮮人のように長年に渡って日本軍の占領下に置かれたのとは状況が違います。
占領が長引く事がどのような事になるのか日本人の多くは知らないのです。
日本軍の占領軍に対するレジスタンスがどのような目に会ったのかを我々は知るべきでしょう。
蛮行を働いた人々は日本に帰ってきてから何事もなかったように戦後を生きてきたのです。そりゃあそうでしょう。ほめられた事をしていないのですから、そんな事を自ら吹聴したりしません。
そして、中国人や朝鮮人から何があったのかを聞くという行為も長らく日本人の中にはありませんでした。
こういう事の総体が日本人全般に対する不信感になっている事を知るべきです。
まして、そのような事を全て無かった事のように再び軍事的プレゼンスを東アジアにおいて高めようとする日本を見て日本人が戦争を反省しているように見えるでしょうか?
こういう事を我々は気にしなくてはならないのです。
日本の軍備増強に反対する日本人こそが彼らにとって信頼に値する日本人でしょう。