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http://www.tokyo-np.co.jp/00/kok/20050429/mng_____kok_____002.shtml
人民日報
『日中共同声明』など3文書を異例の掲載
【北京=白石徹】中国共産党の機関紙「人民日報」は二十八日、日中間の重要文書である「共同声明」「平和友好条約」「共同宣言」の三文書の全文と解説を掲載した。中国側は三文書を国民に示すことで、日本が歴史問題をめぐって過去に反省した事実を確認し、これ以上の関係悪化を避ける狙いがある。三文書が中国メディアで同時掲載されたのは初めて。
中国内では一九一九年の抗日闘争「五・四運動」の記念日、五月四日を前に学生の反日デモが予告されるなど再び緊張が高まっており、中国側には戦後の日中関係を国民に“再教育”する必要もあったとみられる。
共産党筋によると、胡錦濤政権は四月に三週連続で発生した一連の反日デモで、当局がコントロールできない組織的な活動があったとして危機感を強めていた。
「共同声明」は一九七二年に調印され、日中両国の国交正常化を果たした重要文書。同声明の中で日本側は「戦争を通じて中国国民に重大な損害を与えたことについての責任を痛感し、深く反省する」と表明。また、中国側は「中日両国国民の友好のため、日本国に対する戦争賠償の請求を放棄する」と宣言した。
三文書にはそれぞれ、中日友好協会の王効賢副会長や王毅駐日大使らの“解説”が付けられ、各文書の意義と重要性が強調されている。
日本の外交筋は「中国人は、日本は謝っていない、罪を認めていないと言うが、それは違うという証明になる。中国側にも危機意識が出てきた証拠だ」と指摘した。
-はてさて、どういう風の吹き回しか・・・。