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http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/america/news/20050429k0000m030132000c.html
連戦主席:北京入り 国民党トップの北京訪問、分断後初
【北京・庄司哲也】中国を訪問している台湾の最大野党・国民党の連戦主席らの訪問団は28日、北京入りした。台湾の国民党トップが、北京を訪問するのは、1949年の中台分断後初めて。連氏は29日に国共両党のトップ会談としては60年ぶりとなる胡錦濤国家主席との会談に臨む。
連氏は、中国ナンバー4の賈慶林・全国政治協商会議主席、唐家セン国務委員ら中国側の対台湾問題の担当者と会談。今回の訪問目的である中台間の交流促進などを話し合った。
また、中国国営の新華社通信によると、胡氏も28日、訪問先のフィリピンで、国共トップ会談について期待感を表明。胡氏は「祖国の完全統一は、台湾、中国だけでなく、世界の同胞の共通の願望だ。連主席の平和の旅は必ず成功すると信じている」と話した。
連氏と胡氏の会談では、中国が3月に制定した反国家分裂法や台湾の世界保健機関(WHO)総会へのオブザーバー参加についての中国側の支持など中台間の問題のほか、両党間の歴史的な敵対関係解消などが話題になるとみられる。
◇中国政府 異例の「国賓」待遇
【北京・大谷麻由美】28日に北京に到着した台湾国民党の連戦主席らの訪問団に対して、中国政府は異例の「国賓」待遇で迎えた。
連氏の乗った航空機は北京の空港でも要人が利用する駐機場に着けられた。大勢の子供たちが列を作り、両手で花束を高く掲げながら歓迎した。中国共産党台湾事務弁公室の陳雲林主任や台湾企業家、国内外の多数のメディアが待ち構える中、連氏は笑顔でタラップを下りた。
毎日新聞 2005年4月28日 22時17分