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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050428-00000005-san-pol
中国の王毅駐日大使は二十七日、自民党本部で開かれた外交調査会で講演し、昭和六十年八月十五日の中曽根康弘首相(当時)による靖国神社公式参拝後に、首相、官房長官、外相は参拝をしないとの紳士協定を日中間で交わしていたと主張した。
王毅大使は講演で「日本国民が靖国神社に行くことに何も言わないし、政治家が行くことも問題にしない。しかし、首相、官房長官、外相は日本の顔だ。この三人は行かないという君子(紳士)協定があった。日本も一歩下がってぜひ適切に対処してほしい」と述べ、小泉純一郎首相に参拝しないよう改めて求めた。
王毅大使の発言について小泉首相は夜、「どういう趣旨で言われたか分からないが、紳士協定とか密約とかそういうことはまったくないと(聞いている)」と、全面的に否定した。細田博之官房長官も午後の会見で、「紳士協定があるということは承知していない」と否定。また、六十一年八月十四日に後藤田正晴官房長官(当時)が出した中曽根首相の公式参拝見送りを表明した談話についても、「拝読しているが、紳士協定があったというようなことは認識していない」と述べた。町村信孝外相も、首相官邸で小泉首相に説明した中で、「(紳士協定は)まったくない。一度として存在したことはない」と言明した。
(産経新聞) - 4月28日2時49分更新