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靖国「参拝」で司会降板 韓国歌手、反発広がり
【ソウル27日共同】韓国の人気歌手、趙英男さんが日本の新聞社のインタビュー記事で、靖国神社を参拝したように報じられたことで、韓国内で反発が広がり、10年以上務めた人気番組の司会を降板することになった。
日韓両国が領有権を主張する竹島(韓国名・独島)の問題や歴史教科書をめぐり、両国の外交摩擦が深刻化する中、マルチタレントとして活躍する趙さんは最近、「殴り殺される覚悟で書いた親日宣言」を日韓で出版。「日本をばかにするのは韓国だけ」などと韓国にとって刺激的な内容を展開していた。
インタビュー記事について趙さんは、靖国神社には行ったが、参拝はしていないと反論。この新聞社はその後、趙さんの主張を掲載したが、韓国内では「放送界から追放するべきだ」として署名を集める運動に発展、反発は収まらなかった。
(共同通信) - 4月27日17時19分更新