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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」
平成17年(2005年)4月21日(木曜日)
通巻第1098号
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上海「反日デモ」当日のための公安当局の指示書が発覚
当局が高校、大学、各種学校を巡回してデモの参加を要請していた
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上海での「反日デモ」は4月16日だった。
事前に当局が周到に作戦を立てて、動員を大学、高校および各種学校に要請していた事実が判明した。
まず集合場所として「@人民英雄記念碑前とA「人民広場」に集合と書かれている。コースは@南京路へ向かいAの人民広場で合流し、延安路から日本領事館へ。」
延安路は人通りの少ない、クルマ専用道路といってよく、平行しての銀座通り(ハイファイチュンルー)、江沢民別邸(衛山路)を大きく迂回している。多国籍企業が蝟集し、外国人が多いためである。
これが「自発的」の実態である。
さらに当日の「注意事項」がちゃんと指示されていたこともわかった。
それによると「@飲料水など各自が用意し、A日本製品を携帯しないこと。B貴重品も持参せず、C排便を済ませておくこと。Dとくに日本製デジカメ、形態、パソコン、ラジカセ、ウォークマンを携帯するな。E出席をとるので筆記用具を持参しなさい。F領事館前では投石をしてはいけない。G小泉のポスターを踏みつけ、国旗を焼くライターなどを持参しなさい。
Hシュプレヒコールは「日本製品を買うな」「歴史教科書改竄抗議」「日本製品排斥、国産品愛用」「日本の国連常任理事国参加反対」「釣魚島を取り返そう」など」。
くわえて細心の注意事項が追加添付されており、それらは「@日本の右翼を支持する友人を呼ばないA付近の日本商店やレストランに投石するなB国旗を焼くときは自分の衣服に燃え移らないように気をつけよう。B警備の警察の指示にしたがえC上海の国際都市イメージを保持するため、リーダーの指示に従って整然とデモ行進をD以上を踏まえ広く友人の参加を呼びかけてくれたまえ!」
などと詳細にインストラクションがなされていた。
4月9日の広東省深センでのデモは「武装警官が市民に変装しての行進」だったことがすっぱ抜かれたが(『大紀元』、4月10日付け)、上海も基本の動員が巧妙になされていたことが判明したのである。
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