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中国、新ローマ法王に台湾との断交要請−外務省 (ブルームバーグ)
2005年4月20日(水)14時09分
4月20日(ブルームバーグ):中国外務省は20日、19日に選出された新
ローマ法王ベネディクト16世に対し、バチカン市国が台湾と断絶して中国との
関係修復を図るとともに、中国の内政問題に干渉しないよう要請した。
外務省は20日の声明で、「中国はバチカン市国との関係構築に前向きだが、
バチカン市国が台湾とのいわゆる外交関係を断つことが前提となる」とし、バチ
カン市国が「宗教の名を借りて、中国の国内問題に干渉するのをやめる」よう呼
び掛けた。
ベネディクト16世の前任者であるヨハネ・パウロ2世の今月の葬儀では、
台湾の陳水扁総統の参列に抗議し、中国政府は参列者を出さなかった。中国は、
バチカン市国と1951年に国交を断絶。カトリック教徒は中国で1950年代から
60年代にかけて、「反政府主義者」や「帝国主義者の手先」であるとして迫害
を受けていた。
原題:China Urges New Pope to Cut Ties With Taiwan, Ministry Says 記事に関する記者への問い合わせ先: http://money.www.infoseek.co.jp/MnJbn/mn_jbntext.html?id=20bloomberg33aJvqXmiUTbUE
(抜粋) {NXTW NSN IF88N11A74E9
東京 守護 清恵 Kiyoe Shugo kshugo@bloomberg.net Editor:Kobari
記事に関する記者への問い合わせ先:
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記事に関するエディターへの問い合わせ先:
香港 Bruce Grant bruceg@bloomberg.net