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http://www.nishinippon.co.jp/media/news/news-today/news012.html
【ソウル19日原田正隆】竹島領有権や歴史教科書の問題をめぐり反日・嫌日感情が広がっている韓国で、水産分野の専門家が、「サシミ」など海鮮料理関連で数多く残る日本語を排斥し、韓国語に置き換える運動を始めた。
韓国センソンフェ(サシミ)協会会長も務め、地元で「サシミ博士」と呼ばれる釜慶大(釜山市)の趙永済(チヨヨンジエ)・水産学科教授は、地場焼酎メーカーの後援を受けて、日本語がよく使われる魚や料理の写真とともに、韓国語への置き換え例を紹介するポスター三千枚を作製。四月一日から、釜山市や慶尚道の海鮮料理店などに配布中だ。
置き換え例によると、「サシミ」は「センソンフェ」、「ワサビ」は「コチュネンイ」、「サワラ」は「ハクコンチ」、「アナゴ」は「プンチャンオ」、突き出しは「プヨリ(副料理)」―になる。
「サシミ」「ワサビ」「スシ」などは国際的な言葉として定着しているが、趙教授は韓国の通信社・聯合ニュースに対し「わが民族の自尊心回復のため、この地だけは、これ以上、日本語のはんらんを放置できない」と述べ、新たに二種類のポスターを作製予定という。