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反日デモ 大使館被害は修復
中国外務省組織が申し出
【北京=白石徹】北京で九日に発生した大規模な反日デモで破壊された日本大使館の窓ガラスなどについて、中国外務省の関連組織が「原状回復」を申し入れていることが十九日、明らかになった。中国政府は日本に対し、謝罪や補償をしない方針を貫いている。申し入れは関連組織が管理する大使館に限られ、中国政府としての正式な補償につながるかどうかは不明だ。
日本政府は、正式な謝罪や補償の表明がない段階で、大使館の修復を受け入れるかどうか慎重に検討している。
日本大使館によると、中国外務省の関連組織で、各国大使館の建物などを管理する不動産会社「北京外交人員服務局房屋服務公司」がデモ発生から三日後の十二日、「原状に戻したい」と申し入れてきた。大使館はデモによる投石で、窓ガラス二十数枚が割れる被害を受けた。
日本大使公邸も数枚の窓ガラスが割られたが、日本政府が所有、管理する施設であり、中国側から同様の申し入れはない。被害を受けた上海、瀋陽の総領事館でも補償などの申し入れはないという。上海市当局は、十六日のデモで破壊された日本料理店について補償していることが明らかになっている。
http://www.tokyo-np.co.jp/00/kok/20050419/eve_____kok_____002.shtml