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http://www.mainichi-msn.co.jp/geinou/wadai/news/20050418k0000e050020000c.html
スポーツ紙から:
あなたはどう読む?反日デモ報道
連日過激さを増す、中国での“反日デモ”。18日付の在京スポーツ紙各紙も、全紙中面で報じている。事実関係は一般紙と変わらないので、視点を変えて各紙がどのような写真を添えているかを伝えよう。
スポニチは、町村、李両外相の写真とともに、投げつけられたペンキの痕が生々しい上海の日本総領事館の写真を掲載。領事館の前に中国武装警官が整列する緊迫する構図のAP発カットだ。ニッカンは、領事館の敷地に投げ込まれた石やペットボトルの散乱した様子。手前には「小泉蠢一郎之墓」とかかれた看板が落ちている。このAP発の写真だと、看板の下半分はフレームの枠外なのだが、報知は同じカットのロイター版を採用。下半分に書かれた「FUCK」の文字も掲載した。サンスポは、デモの全体写真と、ペットボトルと石のみで、看板無しのカット。デイリーは地図のみ。
連日の報道で、日本側にも「反中国」の感情が生まれつつあるのが怖いところ。記事の内容、見出しの付け方、写真の取り上げ方で、相手国の印象は変わるものだ。市民の側から報道を分析、批判する「メディア・リテラシー」の視点で、クールに情報に接してみてはどうだろう。
さて、この日のスポーツ紙には、映画「男たちの大和/YAMATO」で使用する戦艦大和の実物大セットが公開された様子も伝えている。スポニチによると、制作、総指揮を務める角川春樹氏(63)は「日本人の誇りを文化として表現し、1000万人の動員を目指す」と話したという。
反日デモと戦艦大和と「日本人の誇り」。どう読み解くかは、読者の皆さん次第。(デジタルメディア局)
【スポニチ】中国謝罪拒否/甦った大和 反町「すごい」
【報知】止まらない「反日」の波 デモの次はスト暴動/蘇る戦艦大和
【サンスポ】日系工場も標的 労働者が暴徒化…被害相次ぐ/大和魂で挑む 12月公開映画「男たちの大和YAMATO」尾道ロケ
【ニッカン】反日拡大/反町 獅童も興奮 甦った戦艦大和
【デイリー】反町 獅童 大和魂熱演/瀋陽など9都市に拡大
毎日新聞 2005年4月18日 9時48分