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反日の闘士・金泳三元大統領、盧武鉉大統領の対日批判を評価
与党幹部相手に快気炎
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金泳三元大統領は、ソウル市上道洞にある自宅を訪問した与党ウリ党の幹部を
相手に、久々の対日批判を展開し、10年以上疎遠な関係にあった盧武鉉大統
領にエールを送った。
金泳三元大統領は、ウリ党議長に就任した文喜相(ムン・フィサン)議員らに
「盧武鉉大統領はよくやっている。私が大統領在職中、中国の江沢民首席は、
私のアドバイスで対日批判のボルテージを上げた。日本には断固として対応す
べきだ」と述べたという。また金ヒョッ珪(キム・ヒョッキュ)常任中央委員
の「1995年に金泳三大統領がおっしゃった『日本人の恥知らずな馬鹿頭を
治してやる』というお言葉が思い出されます」という言葉に、「あの時日本人
は(私の言葉に)震え上がり、(過去歴史問題に関して)失言した政治家5人
の首が飛んだ」と快気炎をあげた。さらに金泳三元大統領は「国がうまくいく
には与党がしっかりしなければならない」と、盧武鉉大統領とウリ党を激励し
た。
もともと人権弁護士だった盧武鉉大統領を政界にスカウトしたのは、他でもな
い金泳三元大統領だ。李仁済、李会昌という二人の元大統領候補、次期大統領
を狙う孫鶴圭京畿道知事、保守陣営の大物である金徳龍前ハンナラ党代表など
、金泳三元大統領が発掘した政治家は枚挙にいとまがない。まさに韓国政界の
名伯楽だ。
盧武鉉大統領は1990年の三党合同をきっかけに、金泳三元大統領とたもと
を分かつことになる。二人の関係は、浪人中だった盧武鉉大統領が金大中前大
統領にわらじを脱いだことをきっかけに、対立関係にまで発展した。盧武鉉政
権発足後も、金泳三元大統領は政権批判を繰り返した。
だが今回、盧武鉉大統領の対日強行路線転換をきっかけに、両者は15年ぶり
に最接近の様相だ。二人とも典型的な理想主義追求型の政治家だ。理想主義の
旗を掲げて突っ走る「団子より花」タイプのリーダーだ。理念よりも経済を優
先させた「花より団子」の朴正熙大統領、金大中大統領とは対極に位置するリ
ーダーといえる。
金泳三元大統領の理念政治は結局、経済破綻によるIMF国家管理という終末
を迎えたが、盧武鉉大統領は、金泳三元大統領より状況判断能力においてはは
るかに優れているといわれる。執権後半も理想主義で突っ走るのか、理想と現
実の折り合いをつけていくのか。対日問題が大きな試金石だ。
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