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(回答先: Re:どうせ核戦争ではアメリカが勝つのだから、腰を据えて北、イランを説得せよ 投稿者 スパルタコスポノ 日時 2005 年 6 月 16 日 21:07:23)
北とイランが今更核開発を進めた所で、実際に米軍と戦争を始めたら、勝てないのは彼ら自身分かっているはずだ。では、彼らの真意はどこにあるのか？
北がもし日本を核攻撃した場合、半年以内に米軍は平壌を制圧し、８ヶ月以内に全土を制圧すると私は見る。で、そこからなんだわ。
私は米中第二次朝鮮戦争は現在の米中・日中の経済関係上、絶対起こりえないと見ている。また、金正日が実際に米中欧と並ぶ世界資本主義の中枢たる日本を本格攻撃するような人物なら、すでにミロシェビッチやフセイン同様排除されているのではないかとも思う。否、それは背後に中露があるからできないのか？
最近中国に対する国内マスコミの論調が以前に比べ、非常に冷たく突き放した悲観的なものになってきているように思う。以前は改革解放の肯定面ばかりを取り上げ、「発展する中国」をさかんにほめそやかしたものだ。ところが、最近一転して今度は改革解放のひずみばかりが強調されるきらいが大きくなってきたように思う。１３億の労働市場。トヨタをはじめとする日米の企業進出ぶり。ここで、世界経済の中枢である日本が北に攻撃されたり、米中が戦争になれば、世界経済が大打撃を受けることになる。破滅するではないか？文鮮明であれ、ロックフェラーであれ、そこまでメチャメチャなことは考えていないはずだ。北やイランとて、核開発をすればアメリカに勝てると本気で思っているように思えない。では、何故核開発をするのか？それでは、わざわざ核を持ったばっかりに、かえって反撃する能力もないのにアメリカに目をつけられるこになる。北、イランの真意がどこになるのか分からない。
日本にはタカ派あって、外交に長けた戦略家がない。威勢が良くて、中身がない。表面ばかりが勇ましい政治家の言葉から世界支配の真相は読むことができない。何かが動いている。しかし、その何かが分からない。日本以外から北を観察するとどうなるのか？ジェキンズさん同様、国によって北への見方も変わってくる。アメリカなりロシアなり中国なりインドネシアなりパキスタンなりイランなりに行けば、また別のものが見えてくるかも知れない。ここには、言論の自由がある割にはまだ十分な情報がないから何も見えてこない。日本に入ってくる北の情報は７分の１くらいかも知れない。拉致被害者は日本人だけではないからだ。各国の諜報機関も全ての情報を日本に流してくれる訳ではないだろう（当たり前か！）。案外、日本は北の情報収集に最も遅れを取っているかも知れないしな。
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