★阿修羅♪ > アジア1 > 1035.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
(回答先: 首相「靖国に代わる施設ない」 投稿者 ワヤクチャ 日時 2005 年 6 月 17 日 14:32:37)
小泉純一郎首相は17日午前、韓国側が靖国神社に代わる無宗教の国立追悼施設を建設するように要請していることについて「わだかまりなく追悼できる施設を検討してもいいと思いますが、いかなる施設を作っても靖国に代わる施設はありませんよ」と記者団に述べた。20日にソウルで開催する日韓首脳会談で、小泉首相が盧武鉉(ノムヒョン)大統領に対し、靖国神社参拝とは切り離し、追悼施設建設を表明することも検討している。
日韓首脳会談では、歴史認識をめぐり激しい応酬が予想されるが、政府は韓国側の求めに応じて教科書問題を研究テーマにする方針をすでに固めている。歴史認識で険悪化する日韓関係の修復につなげるため、さらに追悼施設建設の検討を表明することを最終調整している。
韓国や中国から批判のある首相の靖国神社参拝問題の打開策としては、同神社からのA級戦犯の「分祀」問題と、戦没者を祭る別の国立施設の建立構想がくすぶっていた。政府は01年8月の小泉首相の靖国参拝を受けて、新たな追悼施設の建設を模索。当時の福田康夫官房長官の私的懇談会として、01年12月に「追悼・平和祈念のための記念碑等施設の在り方を考える懇談会」を発足。約1年かけて議論し「国立の無宗教の恒久的施設が必要」とする報告書をまとめた。
ただ、報告書は施設の設置場所や名称などについて意見の取りまとめを見送った。新たな追悼施設の建設には、靖国神社の形骸化につながりかねないとして日本遺族会が反対、自民党内にも慎重論が強く、政府は調査費計上にも慎重だ。
毎日新聞 2005年6月17日 15時00分
http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/asia/news/20050617k0000e010074000c.html