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(回答先: 盧武鉉流、新世代を体現 若手・ネット重視、内外で摩擦生む 【朝日新聞】 投稿者 愚民党 日時 2005 年 6 月 17 日 06:32:15)
ホーム > 社説・コラム > 社説 記事入力 : 2004/11/19 20:18
「自由主義連帯」の発足を見て
40代になった各界の386世代(80年代に大学に通った人々の総称)が明日、「自由主義連帯」を結成、発足させるという。60人余でスタートする小さな連帯だ。にもかかわらずこの連帯が関心を集めている理由は、中心となる人物が過去にマルクス・レーニン主義や金日成(キム・イルソン)主体思想に没頭し、極左の前衛として活躍した後、その害毒に目覚め、自由民主主義の懐に戻ってきた「転向386世代」であるからだ。
この386世代は創立宣言文で「漢江(ハンガン)の奇跡と民主化からさらに1歩進み、先進国入りという課題を遂行するため、386世代の制限的で閉鎖的な経験を飛び越え、新しい道を模索していく」とした。
また、会則では「韓半島の自由化と平和を追求し、北朝鮮の人権改善と民主化に向けて努力し、古い理念と闘う」とした。
一言で言えば80年代の386世代の思考や方式では国の未来を切り開いていくことができないため、現在、この政権の中核で間違った国家の進路を設定し、国の将来を危うくしている執権386世代の古い理念と、その理念の反映した政策と闘って行くということだ。
386世代は80年代の大学生が没頭した主体思想の真の姿を全身で経験した証人だ。この証人らが、現政権の中核で活躍している「あの時のあの人々」に、80年代に「偉大な首領、金日成同志」を叫んだ思考からいつどのように抜け出したのか、そして現在の考えは何なのか聞いている。
当然、そのような質問が出るほかない。当時の反米自主と現在の反米自主が同じものなのか、違うのであればどのように違うのかも国民は知らなければならない。
自由主義連帯はハンナラ党に対しても「未来の代案勢力としての換骨奪胎を軽視したまま、既得権の維持に戦々恐々とする機会主義的な姿から脱皮できずにいる」と批判した。多くの国民らはこの考えにも同感だ。
韓国は現在、左派でありながら左派であることを隠す“奇形的な左派”と、既得権の象徴のようになってしまった“奇形的な右派”が同居する体制だ。このような間違った構造がこの国のアイデンティティーを揺るがし、混乱に追い込む根本的な原因だ。
戻ってきた自由民主主義者に歩調を合わせ、与党内でもこれに相応する勢力をつくり、奇形的な左右構造を正常な左右構造に変えて行かなければならない。
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2004/11/19/20041119000090.html