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【ソウル=池田元博】北朝鮮の序列ナンバー2の金永南(キム・ヨンナム)最高人民会議常任委員長は16日午前、南北首脳会談五周年を記念した記念行事のため平壌入りしている韓国民間代表団と会談し、米国の北朝鮮に対する「敵視政策」を批判した。
韓国側共同取材団によると、金委員長は「米国の敵視政策は過去も今も変わらず、『暴政の前哨基地(圧政の拠点)』と悪口を言うなど、政治、経済、軍事といった様々な分野で圧力をかけている」と述べた。南北関係にも触れ、「核問題による朝鮮半島の戦争の脅威を防ぎ、民族の平和と安定を守るためには、何よりわが民族同士の大団結を急ぐことが重要だ」と語った。
金委員長は同日夜には韓国の鄭東泳(チョン・ドンヨン)統一相と会談する。韓国統一省によれば、会談は当初、午前中に予定されていたが、同日夜の晩さん会を金委員長が主催することになり、会談もその直前に変更になった。鄭統一相は6カ国協議への早期復帰、核問題の早期解決を北朝鮮側に促すとみられる。 (14:01)
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20050616AT2M1601916062005.html