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2005年06月16日13時28分
小泉首相は16日昼、韓国側が20日の日韓首脳会談で靖国神社参拝を含む歴史認識問題を取り上げる考えを示していることについて「提起された問題には、率直にお話しして理解を求めたい」と述べ、自らの靖国参拝について理解を求める姿勢を示した。首相官邸で記者団の質問に答えた。
具体的な言及の仕方を記者団が尋ねたところ、首相は「よく(盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領の)話を聞いてから、適切に判断します」と語り、明言を避けた。
http://www.asahi.com/politics/update/0616/004.html
日韓首脳、20日に会談 靖国・歴史問題など焦点
2005年06月15日00時01分
政府は14日、小泉首相が20日から21日まで韓国を訪問し、盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領と20日にソウルで会談すると発表した。戦後60年、日韓国交正常化40年の節目の会談となるが、竹島(韓国名・独島(トクト))問題を機に悪化した関係を映して日程調整から難航した。盧大統領は会談で小泉首相の靖国神社参拝や日本の歴史教科書問題なども取り上げる見通しで、首脳間の直接対話でどこまで相互理解を図れるかが焦点になる。
小泉首相は14日、「時々で意見の相違も対立する問題もあるが、良好な関係を発展させていくことが重要。そういう話をしてきたい」と首相官邸で記者団に語った。
一方、韓国大統領府は同日、「歴史問題などをめぐって両国関係が困難な局面を迎えている状況で開催され、首脳間の深い意見交換を通じて正しい韓日関係の方向を議論する重要な契機となるよう期待する」と表明した。
首脳会談は昨年12月に鹿児島県指宿市で行われて以来となる。両首脳がくつろいで意見交換をしようと始まった「シャトル外交」の一環だが、今回は場所も初めて首都が選ばれ、「ノーネクタイという胸襟を開いた雰囲気になるかどうかは分からない」(日本政府関係者)なかで開かれる。
今年2月に島根県の「竹島条例」をめぐって関係が冷え込んで以来、盧大統領は日本側の歴史認識を繰り返し問題視してきた。小泉首相の靖国参拝についても強く批判しており、今回の会談でも言及すると見られる。
歴史教科書問題に関しては、両国が年内の開始を目指す第2次日韓歴史共同研究で、新たに双方の教科書の記述を研究対象にすることで、日本側としては折り合いたい考えだ。さらに、朝鮮半島出身の民間徴用者の遺骨返還に向けた取り組みや、在韓被爆者への支援強化なども伝えることにしている。
北朝鮮の核問題では、10日の米韓首脳会談での合意を踏まえ、北朝鮮の6者協議への早期復帰に向けて日韓両首脳で話し合う。日本政府は、21日からソウルで開かれる南北閣僚級会談で北朝鮮と接触する韓国を通じ、北朝鮮に6者協議復帰を強く呼びかける。
日程発表が会談1週間前になったのは、国会会期末と重なった日本側の事情に加え、靖国参拝についての首相発言や、従軍慰安婦をめぐる中山文部科学相の発言などで韓国政府内に浮上した「会談延期論」が影響した。
http://www.asahi.com/politics/update/0614/007.html