(回答先: 自衛隊が今後七ヶ月以内にイラクを撤退（IRIB日本語より） 投稿者 田中大也 日時 2005 年 5 月 05 日 23:13:30)

05/04 19:11 １２月イラク撤退で調整 政府、ＯＤＡ支援に重点　９月にも国会

　政府は四日、イラク南部サマワなどで活動している自衛隊につい
て、イラク復興支援特別措置法に基づく基本計画の派遣期限が切れ
る今年十二月に撤退させる方向で調整に入った。複数の政府筋が明
らかにした。
　現地情勢を見極めた上で、九月上旬にも撤退の方針を国会や関係
国に通告する方向。年末にイラクの正統政府が誕生し、国連安全保
障理事会決議による多国籍軍の駐留期限も切れるスケジュールに合
わせた検討で、政府は政府開発援助（ＯＤＡ）を軸にした支援に切
り替える方針だ。
　イラク派遣の連合軍では、イタリアが段階的な撤退方針を示し、
ポーランドも来年初めの撤退を表明しており、こうした動きも政府
の検討に影響している。自衛隊の撤退には最長で約三カ月の準備期
間が必要とされ、年末撤退を最終決定した場合には、九月にもその
判断を内外に示し準備を始めなければならない。
　政府内には「主軸の米英軍が活動している最中に撤退の意思を表
明しない方が日本の貢献をアピールできる」（防衛庁筋）との見方
もあり、年末まで判断を示さず撤収作業のため三カ月程度の派遣延
長を決める可能性も残っている。
　自衛隊派遣をめぐっては、小泉純一郎首相が昨年末の記者会見で
、日米同盟と国際協調の観点から派遣の一年延長を決定した。イラ
クでは、四月にジャファリ首相ら移行政府が発足。新憲法を制定し
、十二月十五日までの選挙で正統政府を樹立する予定だ。
　現行の基本計画によると、派遣期間は十二月十四日まで。陸上自
衛隊約六百人がサマワで浄水・給水、道路の復旧などを実施。クウ
ェートには航空自衛隊約二百人が駐留、イラクとの間で米兵や物資
を輸送している。
20050504 1911
[2005-05-04-19:11]

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