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(回答先: まずはA級戦犯の合祀をやめよという主張のデモをすべきかも知れませんね。 投稿者 ワヤクチャ 日時 2005 年 5 月 03 日 22:21:03)
僕は政府首脳が公務の一環として靖国参拝を行なうことの方が問題なんじゃないかと思います
日本に信仰の自由がある以上、誰がどんな神様を信じようと自由だし、お参りするのも自由だと思います
戦犯であるか否かで神様扱いする、しないも、結局、靖国教を信仰する人々の勝手なんだろうとも思います
僕は靖国教の信者ではありませんから、靖国神社の境内を散歩や見学することはあっても、二礼二拍手一拝やお賽銭を投げることもありません
日本に数ある神社の中で、靖国神社ほど戦争と強く結びついた神社はほかに無いと思います
「殉難者」、「戦没者」など、いろいろな言葉を冠して祀られている250万柱近い「神様」は、幕末以降天皇制国家の政策遂行の過程で死なねばならなかった人々ですから、遺族としては身内がそういう形で国家的な祭祀の対象となることで、かろうじて心の平安を保つことができたのかも知れない
戦没者の慰霊を国が執り行うのは、世界中でごく一般的な事象だと思いますが、丸ごと神様として祀り上げてしまったのは日本くらいなもんじゃないでしょうか?
良くも悪くも驚嘆すべき発想ですね(汗
こういう発想が可能なのは神道という特異な宗教の存在があればこそかも知れません
もっとも靖国神社を考案した人々の中には、「国策で死なせた人間を祀らなければ、怨霊となって天皇・国家に仇なす恐れあり」なんてことも、もしかしたら考えたかも
中国や朝鮮、その他のアジアの国々に怨霊という概念があるのかどうか知りませんが、靖国神社に限らず、日本の神社にはそういうものの封じ込めの場所としての機能もあるように思います
まとまりませんが、そんなことを思いました