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モロッコで千人の囚人がカサブランカ事件の国際的な調査を求めてハンストを開始(エル・ムンド)
5月2日のエル・ムンド紙(電子版)は次の報道をしています。簡単な内容をお知らせし、若干の説明をつけておきます。
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http://www.elmundo.es/elmundo/2005/05/02/internacional/1115006949.html
『モロッコで千人の囚人がカサブランカ事件の調査を求めてハンストを開始』
2003年5月に起こったカサブランカ・テロ事件で逮捕されている1000名から1200名の囚人たちが、モロッコの4つの刑務所で、『国際的な調査』を求めて無期限のハンストに突入した。
逮捕されているイスラム活動家たちの声明は次の通り。「我々は、我々の権利を守る最後の戦いとして5月2日から無期限のハンストを開始する。我々は事件とは何の関わりも無い。我々は最大の犠牲者だ。無条件の解放と、この事件の真相を解明する国際的な調査、刑務所での拷問と虐待に対する調査を要求する。」
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モロッコは刑務所での拷問と虐待の激しさで悪名高い国です。そしてこの「カサブランカ・テロ」と「3・11マドリッド・テロ」を結び付けて『反テロ戦争』でモロッコと一体になっているのがスペインです。その背後にはもちろん「9・11テロ」の米国がいます。当然ですが、その裏には「大中東構想」の真の主役、イスラエルが控えています。
この米国・イスラエル・スペイン・モロッコというペテン集団『インチキ反テロ同盟』の真の犠牲者は、間違いなく彼ら、モロッコの刑務所で毎日激しい拷問にさらされている「イスラム主義者」たちでしょう。