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□米国、ハリーリー首相爆殺現場の衛星写真の提供を拒否 [アラブの声ML]
http://groups.yahoo.co.jp/group/voiceofarab/message/548
米国、ハリーリー首相爆殺現場の衛星写真の提供を拒否
レバノンのハリーリー前首相が爆殺されてから2ヵ月半になる。事件がきっかけになってシリア軍がレバノンから撤退した。更に、今後この一帯に大影響を与えることが必至な事件であるのに、捜査は遅遅として進まない理由は何か。事件解明の鍵を握ると言われる犯行現場付近の衛星写真であるが、レバノンのアンナハール紙は米国が衛星写真の提供を拒んでいると驚くべき情報を暴露した。
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レバノンは公式に、米国とロシア、フランス、英国、ドイツ、欧州連合に、故ラフィーク・ハリーリー首相の暗殺現場の犯行前後の人工衛星写真の提供を要請した。
首都ベイルートの外国外交筋は、事件調査の裁判官の要請に基づきこれらの写真を求める4月8日付レバノン外務省の手書きメモを入手したという。
この外交筋によると、欧州連合の全加盟国は、自国にはこのような写真が無いと公式に回答した。しかし米国は、レバノン当局に「このような写真を引き渡せないが、国際捜査委員会の要請があれば考慮できよう」と手書きのメモで伝えた。これは犯行前後にレバノン上空を飛行していた人工衛星が撮影した写真が存在していることを示唆している。
同筋は、米国の関係当局がこの件を秘密裏に追いかけている可能性を否定しなかった。このことはワシントンでもベイルートでも、米国の高官たちが確認したことである。
http://www.aljazeera.net/NR/exeres/687B045A-A50F-4DF0-AB39-268A4C8233A7.htm
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米国は、この事件に動機があるとしてシリアの関与を示唆し続けている。シリアが最も損な籤を引き、米国が最も利益を受けたことは疑う余地が無いようだ。シリアが事件の黒幕であったとすれば、同国の指導部は余程間抜けであると思われる。
アラブの声ML 齊藤力二朗
http://groups.yahoo.co.jp/group/voiceofarab/