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ウォルフォウィッツ米国防副長官の愛人騒動
ブッシュ大統領から世界銀行の次期総裁に推薦され、有頂天のウォルフォウィッツ米国防副長官が、意外な話題で注目を集めている。米・英タブロイド紙、ワシントンポスト紙などが伝えているところでは、ウォルフォウィッツ氏の愛人が世界銀行の上級職員を務めており、しかもその女性が国防副長官のイラク戦争計画に多大な影響を与えたというのだ。
ネオコン内部でも超タカ派で知られるウォルフォウィッツ国防副長官の愛人の名は、チュニジア生まれのアラブ系女性、シャハ・アリ・リザ(Shaha Ali Riza)。そもそも彼女が世銀の上級職員になれたのも、愛人である国防副長官の根回しがあったからと噂されている。そうした状況を問題視し、ウォルフォウィッツの総裁就任に異議を唱える世銀関係者も大勢いるようだ。
ワシントンポスト紙の報道によれば、リザとウォルフォウィッツの関係は米政界における公然の秘密であり、シークレットサービスを引き連れてリザ宅から朝帰りする国防副長官の姿を、隣人たちは何回も目撃し、呆れている。
ホワイトハウス周辺で“女たらし”として知られる61歳のウォルフォウィッツは、1968年に結婚したクレア夫人との間に3人の子供をもうけている。ブッシュ政権入閣前にジョン・ホプキンス大学高等国際問題研究院の学部長を務めたウォルフォウィッツは、同学院の女性職員との不倫がきっかけで、2001年から家族と別居しているが、どうやら離婚届は出されていないらしい。
一方のシャハ・アリ・リザは、チュニジアで生まれサウジアラビアで育ち、オクスフォード大卒で英国籍を持つ女性活動家である。近親者の話によると、中東における女性の権利拡大を目指すリザは、ウォルフォウィッツ国防副長官とのデートで、熱心に“打倒フセイン政権”“イラクの民主化”を説いていたという。そして、現在彼女は、世銀のイラク復興計画広報担当を務めている。(まあ、熱意は報われたわけだ)
さて、クイズの時間だ。米国防副長官がイラク戦争を推進した際の、正しい動機を以下から選択してみよう。
イラクは大量破壊兵器を保有し、「差し迫った脅威(imminent threat)」だったから。
フセインは911同時多発テロの首謀者で、イラクはテロ計画に関わっていたから。
ライス国務長官の親友で911テロ調査委員のフィリップ・ゼリコウ氏の言うとおり、「イスラエル防衛のため」
破綻したエネルギー企業エンロンの経営者が“イラクの石油を強奪すべきだ自由市場に解放すべきだ”とブッシュ政権に助言したから。
世界最強の軍隊を動員して、泥んこレスリングに参戦したかったから。
政府の承認の下で、イラク市民を思いっきり虐待し、拷問し、わいせつなコトをしたかったから。
大量殺戮シーンをビデオに収めて、皆を驚かせたかった。
単に愛人の気を惹くためだった。
(答え:侵略戦争に“正しい”動機など存在しない)
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※転載元
薔薇、または陽だまりの猫
http://blog.goo.ne.jp/harumi-s_2005/e/a20362dff35f89fc9ce00a0eb21cfaf