現在地 HOME > 戦争69 > 626.html ★阿修羅♪ |
|
(回答先: 04/19 22:15 スーダン西部に石油埋蔵か ダルフール地方 共同 投稿者 倉田佳典 日時 2005 年 4 月 22 日 19:55:08)
□[アラブの声ML] スーダン・ダルフール関係の記事一覧
・この記事は2004年9月15日付けのものです。
http://groups.yahoo.co.jp/group/voiceofarab/message/41
国境無き医師団:パウウェルのスーダンで集団殺戮発言はデタラメ
スーダン西部のダルフールで集団殺戮が行われていると、欧米が非難してい
るが実態はどうなのか? 国境無き医師団は、集団殺戮と表現したパウウェル
米国務長官の発言を真っ向から否定した。14日付のスーダン紙、アル・サ
ハーファが報じた。
非政府組織(NGO)の国境無き医師団の幹部フランソワーズ・ブシェ・ソ
ミエ女史は、ラジオ・フランス・アンフォに、「パウウェル発言は米国の個人
的利益を目的としたもので、米国は集団殺戮に反対する強固な砦であるかのよ
うに世界に向けて演出することで、スーダンに圧力を強めている」と酷評し
た。
「大統領選が近づいたことで米国は、世界が苦しんでいる悲劇を国内政治に
関する目的に利用している。米国民だけでなく世界中の目が、米国の発言の信
憑性に疑念を抱く危険性がある」
「我が医師団がダルフール全土で調査したケースで、民間人がダルフール
で、集団殺戮に晒された結果であると裏付けられるものは皆無であった」
また同ラジオは、「米国がこの件で実施した調査は、ダルフールではなく
チャドで実施されたにも拘らず、米国は、重大な集団殺戮という表現を使うと
いう冒険をした」と暴露した。
スーダン外務省はパウウェル発言を、「イラクが大量破壊兵器を保有してい
る、という言いがかりと同じようなものだ」と評した。
http://alsahafa.info/news/index.php?type=3&id=2147492082&bk=1
・この記事は2004年9月21日付けのものです。
http://groups.yahoo.co.jp/group/voiceofarab/message/51
イラク占領ととスーダン包囲は中国囲い込みが狙い アラブ研究者の視点
スーダン西部ダルフールで、アラブ系民兵による黒人住民への残虐行為が続
いているとされる問題で、国連安保理は18日、スーダン政府が民兵組織の武
装解除やアフリカ連合の停戦監視部隊拡大に協力しない場合、石油禁輸などの
制裁措置を取ると警告する決議案を採択したが、イラク占領とスーダン包囲
は、中国の囲い込みを狙いとしているとする論評を、18日付のネット紙、イ
スラム・オンラインが掲載した。
アラブ人の政治アナリストたちは、2003年3月に米国が主導したイラク
への戦争は、喧伝されたようにアラブ世界だけを狙いとしたものではなく、こ
れからの敵と見なされる中国の囲い込みを目標としていると分析している。
16日に国立カイロ大学政経学部アジア地域学センターで開かれたシンポジ
ウムでは、数人の研究者は、「北京を石油で締め上げることは、アメリカが最
近スーダンに介入する最大の目的である」と指摘した。
同センターの前所長、同学部のムハンマド・サイイド・サリーム教授は、
「米国は、次の闘争相手を中国だと承知しているので、全方面から包囲しよう
としている。そこで米国の(軍事的)存在は、アフガニスタンやパキスタン
(中国の西)、太平洋諸島、韓国(中国の南)に及んでいる」と説く。
「したがってイラクを侵略し占領したワシントンの目標は、中国包囲を完成
させるために、アラビア(ペルシャ)湾岸地帯でのプレゼンス(強化)と、中
国が依存しているイラク石油と湾岸の石油を支配することだ。その目的は、米
国が阻止出来ないような大国に中国が成長する前に、上昇が予想される中国の
平均成長率を止めることだ」
中国は米国に次ぐ石油消費国である。石油輸入量は経済成長に平行してい
る。
サリーム教授は、「ブッシュ大統領の中国敵視観は、2000年の大統領選
のキャンペーンで、中国を”戦略的競争相手”と表現したことにはっきりと現
れている。一方、クリントン前大統領当局は、中国とのパートナーシップを唱
えていた」と解説する。
★スーダン包囲★
同学部のアンワル・アブドルマリク教授もサリーム教授と同意見で、「米国
は中国の成長を止めるために石油で締め上げたいのだ。その理由もあって、米
国は、中国が多大な投資をし最大の石油輸入相手であるスーダンに介入した
がっている」と分析する。
スーダンの発表によると、南部の油田から日量32万バレルの石油を産出し
ており、9月15日から44万バレルに増加するという。
サリーム教授は、「アメリカは中国を押さえ込もうとしているが、中国
は、”平和的な上昇”政策を選択した。中国はこの標語を、”成長のための平
和”と改称した。理由は、上昇という用語は米国など他国の警戒心を刺激する
可能性があると感じたからだ。世界が、中国の発展は世界の利益となると中国
は思わせたいのだ」と締めくくった。
エジプトの著名紙アハラームの編集長を長年務めたハサネン・ヘイカル氏
は、2002年10月にエジプトの衛星テレビで述べている。「米国がイラク
攻撃に固執する真因は、仮想的に対して『俺たちは強く、世界を支配してい
る』というメッセージを伝えることだ」
この件に関してヘイカルは、9-11事件が起きる前の2001年9月1日
に発行された”危険な秋”と題する米国の報告書の存在を指摘する。同報告書
は「米国にとって旧ソ連はもはや競争相手ではなくなったが、中国やドイツ、
日本のような将来競争相手となりうる国がある。彼らにアメリカの優越性を確
認させ、将来の危険因子となることを防ぐことがアメリカの責任だ」と米当局
に勧告している。
http://www.islamonline.net/Arabic/news/2004-09/18/article03.shtml
****
中国は、戦争前、イラクの石油に権益を有していた。また、スーダンにも石油
開発、輸入、各種プロジェクトなどに深く食い込んでいる。中国は今回の国連
決議案の投票を棄権した。
アラブの声ML 齊藤力二朗
http://groups.yahoo.co.jp/group/voiceofarab/
・この記事は2004年10月9日付けのものです。
http://groups.yahoo.co.jp/group/voiceofarab/message/76
米国、スーダン全土でアラブとアフリカ部族間の内戦煽動を立案
スーダン西部のダルフール地域の紛争が複雑化している中、 エジプトの高級週刊紙アルオスブーは4日、スーダンで内戦を煽動する米国の秘密計画を特報した。
スーダンのためにアメリカが作成したシナリオは、最近刺激的な展開を見た。すなわち、ダルフール危機に点火し、国連を通じてスーダン政府へ圧力を掛けるカードとして使った後、米国政府は、以下に記すシナリオの別の側面を実行し始めた。
1)最近スーダン政府が発表したクーデター計画の煽動や、
2)異民族間の内戦煽動
3)スーダンのアラブ、アフリカ部族間の闘争に点火する。このようなことが起これば、欧米は、アラブとアフリカの関係に大きな亀裂の始まりとなると見ている。
この点に関して、ある外交消息筋は、「米国務省と情報機関の使節団が、1ヶ月以上前からスーダンの隣接諸国を秘密訪問、スーダン南部地域も訪れ、南部の反乱軍のボスであった、ジョン・グラングが出迎えた。この訪問の主要任務は、スーダンに内戦を引き起こす準備である。
同外交筋によると、米使節団は、ダルフールで起きている騒乱をスーダンの他の諸地域や都市に拡げるとする計画に、いくつかのアフリカ諸国と部族から一次的な了解を得た。この計画で、内戦が基本的にスーダン警察と警察軍を標的としているため、南部人が決定的な役割を演じることになる。
計画によると、ダルフールでの出来事を背景にして、アラブとアフリカ部族間に内戦を煽動することは、現在実行されている米国計画の一部である。
同計画は、現在のバシール政権を転覆させるために、一部のスーダン軍人を支持することで、ある政治グループを米国が支援するとしている。これはバシール政権転覆の軍事作戦を援助するのに適当な時期に、米軍が介入する「スーダン地域計画」を復活させるための米国の新たな試みである。
米国計画に拠れば、この段階は1ヶ月以上掛かる。この計画を実行するには、イスラム法の適用を唱え、紅海とアフリカの角における西側権益を妨害しようとしているスーダン政府と対決するスーダン内部の政治闘争を煽動しようとするイスラエルの視点が投影されている。
イスラエルが目指している基本は、スーダンの権力の頂点に南部地域の反乱軍のボスであったジョン・グラングを据えることであるが、、このような計画の実施するには地域の政治情勢が適当でないとして、米国に反対された。米国は、エジプトがこの計画に猛反対するだろうと考えたのだ。
内戦煽動に関してこの外交筋は、「米中央情報局(CIA)の要員が、バシール政権に反対する多数のスーダン人に接触し、彼らに、アフリカ諸国から膨大な軍事支援を得られると保証した」と指摘した。
この計画では、多数のアフリカ人部族員が、スーダンの首都ハルツームや主要都市に配置され、スーダン政府を弱体化させ、軍事介入を招かせる目的で、以下の活動をする。撹乱と破壊工作、爆発物を積んだ自動車によるテロ、略奪、反対勢力を組織して、住民の恫喝、スーダン現政権への協力者を殺害を任務とする武装集団を設立することである。
アラブの声ML 齊藤力二朗
http://groups.yahoo.co.jp/group/voiceofarab/
・この記事は2004年12月29日付けのものです。
http://groups.yahoo.co.jp/group/voiceofarab/message/276
ヨルダン政府:イスラエルがダルフール反乱勢力に武器密輸
29日付のエジプトのアル・ワフド紙が伝えた。
ヨルダンの諜報機関がスーダンのダルフールに武器を密輸するイスラエル組織の存在を明らかにしたと、ヨルダン政府が公式に確認した。
ヨルダン政府のアスマー・ヒドル公式広報官は、ヨルダンは武器をダルフールに密輸するためにヨルダンを通路としていた複数のイスラエル人を逮捕したと発表した。
http://www.alwafd.org/front/detail.php?id=5740&cat=smal
****
イスラエルはダルフール紛争に密接に関わっている事は広く報じられてきたが、親米国家でイスラエルとも国交を持つヨルダン政府が公式発表したことにニュース価値がある。
アラブの声ML 齊藤力二朗
http://groups.yahoo.co.jp/group/voiceofarab/
・この記事は2005年1月7日付けのものです。
http://groups.yahoo.co.jp/group/voiceofarab/message/295
キリスト教系人道団体がダルフールの虚偽写真撮影で逮捕
6日付のイスラム・メモが報じた。
スーダンの治安当局は、救援分野で活動するノルウェーのキリスト教機関に所属する網状組織を、スーダン西部の紛争地域、ダルフール地域での集団虐殺・暴行の写真と証言の偽造容疑で4日に南ダルフール州の町ニヤーラで逮捕したと発表した。
情報筋は、スーダン報道サービスセンターに語った。「所管当局は、このキリスト教組織で働くスーダン国籍の技師を逮捕した。同技師は逮捕時に、コンピューターとデジタルカメラ、及び暴行を受けたと主張する女性たちとの会見記録や反乱軍キャンプの光景写真が収められていたディスクを所持していた」
同情報筋は、押収品の中には、ジャルジーラ・キャンプでの集団墓地であるとの説明付きの多数の民間人の遺体写真が含まれていたと明かした。また同技師はこれらの押収品は同キリスト教組織に属し、同網状組織の外国人ボスたちからの委託で働いていたと同筋は指摘した。
http://www.islammemo.cc/news/one_news.asp?IDnews=53705
****
ノルウェーの人道組織がダルフールで怪しげな動きをしているとする報告は、エジプト紙等で過去にも報じられた。
アラブの声ML 齊藤力二朗
http://groups.yahoo.co.jp/group/voiceofarab/
・この記事は2005年1月10日付けのものです。
http://groups.yahoo.co.jp/group/voiceofarab/message/303
反乱軍司令官:ダルフール紛争は人種問題ではなく、資源問題
9日付のイスラム・メモがエジプトの有力紙アル・アハラームから引いて伝えた。
スーダン西部の紛争地ダルフール地方の反乱2勢力の一つである「スーダン解放運動」首領の副官、アーダム・アンヌールは、「同地方の紛争は、収入源と天然資源を獲得をめぐる部族間闘争に他ならない」と断言した。
「この紛争は遊牧部族と定住農耕部族との間で始まった。以前はこのようないざこざは族長を含む部族内で解決されていた」
同副官は、危機発生の原因を、スーダン政府がアラブ系ムスリムを優遇しアフリカ系ムスリムを差別したことだとする「定説」を否定した。「このような主張は何の根拠もない間違いだ。我々は誰もが最終的にはムスリムのスーダン人だ。100%アラブ人も居なければ100%アフリカ人も居ない」
なお、米国や多くの外国NGOは、この地方で起きていることの責任をスーダン政府にあると宣伝し、政府がアフリカ系住民に殲滅戦争を仕掛けていると主張してきた。
http://www.islammemo.cc/news/one_news.asp?IDnews=53925
****
このような声明はアラブ系メディアではしばしば報じられたが、反乱軍側からの声明であったので掲載価値があると判断した。
一方、9日スーダン政府と「スーダン解放人民運動」(南部反乱勢力)との和平条約が締結された。
アラブの声ML 齊藤力二朗
http://groups.yahoo.co.jp/group/voiceofarab/
・この記事は2005年2月12日付けのものです。
http://groups.yahoo.co.jp/group/voiceofarab/message/386
スーダン外相、イスラエルがダルフール緊張の黒幕と非難
12日付のエジプト紙アル・ワフドが報じた。
スーダンのムスタファー・オスマーン・イスマイール外相は再度、イスラエルがダルフール問題に介入していると非難、イスラエルが反乱を煽動している証拠書類を持っていると指摘した。
同外相は「イスラエルは多数の反乱指導者を訓練し、その一人シャリーフ・ハリールは、イスラエルを訪問した。ダルフールで反乱軍に武器を売却していた複数のイスラエル人武器承認を逮捕している」と言明した。
http://www.alwafd.org/front/detail.php?id=6401&cat=smal
アラブの声ML 齊藤力二朗
http://groups.yahoo.co.jp/group/voiceofarab/