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04/22 06:40 「化学兵器使用の疑い」 ミャンマー、英団体報告
【ロンドン21日共同】英国の国際人権団体「クリスチャン・ソ
リダリティ・ワールドワイド(CSW)」は二十一日、ミャンマー
軍が二月、同国東部で対立する少数民族カレン人に対して化学兵器
を使った強い疑いがあるとの報告書を発表した。
在英ミャンマー大使館は「化学兵器の生産も使用もしていない。
二月にカレン人との衝突もなかった」と否定した。
四月の現地調査に基づく報告書によると、ミャンマー軍は一月、
カレン人に激しい砲撃を開始。二月中旬に着弾地点で黄色い煙が上
がり、刺激臭を吸った人は目や皮膚などに強い痛みを訴え、その後
体重が著しく減少した。
CSWは臨床検査も踏まえ、神経ガスなどの可能性を指摘。しか
し化学兵器の多くは痕跡が残らないため明確な証明はほぼ不可能と
強調、土壌検査の実施の有無などには言及していない。
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[2005-04-22-06:40]