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この人質虐殺事件の情報は真相が不明であり、抵抗勢力側からは、全くのでっち上げとの声があげられているのだが、東京新聞が大きく取り上げているので紹介しておきます。
私は、米軍などの謀略によるものとの疑っておりますが、小泉首相が先日サマワの自衛隊を訪問する計画を立てていて、マスコミにも声をかけていたようなのですが(はっきりとは発表してはいません)、それを急に中止したのです。治安の不安によるものかと考えていたところ、この事件との関係によるのではないか、と疑いました。
つまり、米軍と傀儡政府は日本のマスコミが多人数でイラクに入ってきて欲しくなかったのではないでしょうか。たとえサマワに行く目的でいても、イラク移行政府の不安定性とそれを支援する為の「謀略」を含めての米軍の軍事行動についての情報を日本のマスコミが掴んでしまうかもしれない。それでは困るので、小泉に中止するように命じた。橋田さんと小川さんと言う「邪魔者達」を消し去ってしまってイラク戦争の真相が日本人ジャーナリストに直接には伝わらなくなっているところへ小泉に附いて大勢に来てもらっては困るでしょう。
ついでに書いておきますが、小泉政権はチャイナとの反日デモ中止の交渉に、「靖国参拝問題」と「尖閣諸島ガス田問題」を取引材料にしたようですね。マスコミ報道でそれを匂わせる政府の発表がありました。真相を政府は語りません。
イスラエルに米軍が駐留して今後その規模が拡大してゆく可能性が大きいと考えています。中東戦争の拡大によりイスラエル軍の兵力が不足してゆく事とイスラエルの治安が不安定化してゆくことがその理由です。
イスラエル軍を周辺地域に派遣してゆく必要性が高まってゆきます。一方イスラエル国内では政治路線の対立と国民の間に意見の対立が深まり、不安定化してゆくでしょう。
それで、米軍が援軍として駐留するというわけです。
イラク・シーア派人質事件
各派間の駆け引きか 背後に米軍陰謀説も
【カイロ=嶋田昭浩】バクダッド南方のマダエンで起きたとされるイスラム教シーア派住民の人質事件。「五十人以上の遺体が見つかった」としたタラバニ大統領らイラク移行政府の発表に、疑問の声が上がっている。閣僚ポストなどをめぐって主要勢力間の調整がつかず、シーア派中心の組閣は難航。米軍の思惑も絡み、「人質事件」すら政治的駆け引道具に使われかねない”構図”が浮かび上がってくる。
クルド人の同大統領は二十日、首都バクダット南方のチグリス川で五十人以上の遺
体が見つかったことを明らかにし「人質事件はあったのだ。近日中に詳細を明らかにできる」と発言した。
シーア派の当局者らは先週、首都南東約四十五`マダエンでスンニ派の武装勢力に拉致されたとしたが、スンニ派の一部過激派は、人質事件を「でっち上げだ」と主張していた。
バクダット在住の政治アナリスト、ワリード・ゾバイディ氏は「二十一日の地元警察からの情報では、チグリス川で見つかった一部の遺体は、拉致があったとされる先週ではな
く、約一ヶ月前に殺害されたものだった」とした上で「マダエンで行方不明者の家族が大騒ぎした形跡もなく、事件はウソだ」と主張する。
「人質事件」が宗派対立をあおる内容だけに、ゾバイディ氏は「タラバニ氏はイラク国民の代表としてだけでなく、クルド人の指導者として振る舞っている」と批判。発表の思
惑を「(クルド側と)協力関係にある米国やシーア派勢力への支援が目的」とみている。
イラク駐留米軍の主要な補給路は、@トルコからイラク北部モスルを経由 Aヨルダンから首都西方ラマディを経由 B湾岸諸国から首都南方ラティフィヤを経由─の三つの経
路だったが、いずれの沿線でも、反米抵抗勢力の動きが収まらず、米軍は第四の経路として、南方からマダエンを北上するルートを使い始めたとされる。
「米軍は(スンニ派が多い)抵抗勢力をその地域から追い出すため、マダエンのシーア派住民を憤激させたいのだろう」とゾバイディ氏はいう。
(「東京新聞」 4/22 朝刊)
「シーア派人質」事件はデマとの記事が出ているが、今日の早朝ラジオで大々的に報じていたよ。どうしてかな?
http://www.asyura2.com/0502/war69/msg/586.html
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