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イラク国民議会は19日、バグダッドで検問中の米兵からイラク人議員が暴行を受けたとして、駐イラク米国大使の公式謝罪と関係者の処罰を求める決議を賛成多数で可決した。
暴行を受けたとされるのは、イスラム教シーア派政党に属するファタハ・シェイク議員。
シェイク議員や目撃者の話によると、同日朝、議場のある多国籍軍管理区域(通称グリーンゾーン)入り口で、検問を待つ車列から抜けて優先的に中に入ろうとした同議員の車を、米兵がけった。同議員は国民議会の身分証を示したが、米兵はそれを取り上げて、顔にたたきつけた。
同議員が車を降りると、米兵は後ろ手に手錠をかけようとし、地面に伏せるよう指示。詰め所に連行したという。
決議は複数の議員の提案を基に議長がとりまとめ、挙手で採決した。
朝日新聞のイラク人助手の取材に応じた複数の議員によると、米兵はしばしば身分証を信用せず、身体検査などを要求するという。
2005年04月20日00時38分
http://www.asahi.com/international/update/0420/002.html