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まともな基準に従えば、アメリカの《対テロ戦争》はピンチに陥っている
世界における《テロ行為》の几帳面な調査目録作りが19年間続いたが、米国の担当部局はこのほど、年次報告『世界のテロリズムの様相』(Patternes of Global Terrorism)の刊行を終了することを言明した。統計作成に使われてきた方法論に欠落の可能性があることを理由としている。だがしかし、元CIA分析官で現在国務省の対テロ戦争関係の顧問であるラリー・C・ジョンソンはまったく別の理由を明らかにしている。即ち、ブッシュ政権にとっては真実の統計を隠すことが問題だったのである。2003年に《テロ行為》が172件を記録した後、2004年には、約300件のインド・カシミール地区での局地紛争を含め、少なくとも655という件数に達した(イラクの抵抗勢力によるものは含まず)。この事実は、《対テロ戦争の前進》に関するジョージ・W・ブッシュの言明とは明白な矛盾に陥ることになる。
http://www.reseauvoltaire.net/flagrant-delit.html
◆ アメリカは、イラクでのレジスタンスを「テロ」と呼びながら、実際にはテロとして扱っていないらしい。