現在地 HOME > 戦争69 > 487.html ★阿修羅♪ |
|
中曽根康弘の言葉は、今や次の意味に転化している。
「嫌われ者に従うと自分も嫌われる。」
おかげで日本は回りに十分に嫌われました。
「自分も強くなる。」と言う言い方にはこの人物の本質が表れている。
「自分は強くない、弱虫だ。しかし強く見せて他人を自分に従わせたい。」と言うのが本当のところだ。
この人物のヘンなところは奇妙に勇ましいところである。
この人は東大出である。
海軍兵学校出でもなく陸軍士官学校出でもない。海大や陸大を出ているわけでもない。
士官学校や海大、陸大の出身者はこんなに勇ましい事は言わない。
戦前の大卒者は学問で社会に貢献しようとの意欲が強く、勇ましい事を言う人は少ない。
それなのに職業軍人上がりよりも勇ましい事を言い続けているのだから、ヘンな人なのだ。
神風特攻機に志願する事も出来た筈ではないの。
東大出は貴重だから出来なかったって?
そんなこと無いでしょう。
東大出が「どうしても行きます」と言えば、行かせてくれたでしょう。
そして「美談」としてもてはやされた筈だ。
実戦に参加できなかった事を恥ずかしいと思わなければおとなしくしている筈でしょう。
恥ずかしいとの思いがあるのではないのか。
でも、貴方は参加できる人ではなかったはずだ。
貴方は勇ましくは無かった筈だ。
勇ましい人は何も言わずに戦地に赴き、帰ってきても淡々と実戦の場面を語り、自慢話はしないものだ。
他人や若者に軽々しく扇動をしないものだ。
この人には「コンプレックス」があるのではないのか?
「戦いたかったのだが自分は戦えなかった」との思いがあるのではないのか。
私はそう睨んでいる。
何れにせよ頓珍漢な人ではないのか。戦時中にも戦後にも。
わたしはそう睨んでいる。
人は弱虫で構わないんだよ。悪い事でもなんでもない。
人のコンプレックスが他人を惑わす事は困った事だ。
2 81 +−