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(回答先: 中国侵略 投稿者 ワヤクチャ 日時 2005 年 4 月 16 日 19:45:59)
2005年4月5日中国外交部秦剛報道官の定例記者会見
2005/04/06
2005年4月5日、中国外交部秦剛報道官の記者会見、日本関係の一問一答は次の通り。
問 日本の歴史教科書改訂で中国侵略の歴史を改ざんしている問題について、コメントは。
答 歴史教科書問題の本質は日本が日本軍国主主義の侵略の歴史に正しく対処できるかどうか、正しい歴史観で若い世代を教育できるかどうかである。われわれは日本政府の歴史教科書に対する検定結果をまだ見ていない。結果を見た後、われわれの見解を表明する。
問 2日と3日、中国の一部地方で日本の国連安全保障理事会常任理事国入りに反対する活動が起きた。一部の人は日本企業のガラスを割り、広告看板を壊した。これを中国はどのようにみているのか。教科書問題について、中国は現在、日本国内で使用されている教科書をどのようにみているのか。
答 国連改革の問題については、われわれはきのう、立場を表明した。一部企業が被害に遭ったことについては、関係の状況に留意している。日本は中国にかかわる問題で中国人民の利益を損ない、感情を傷つける行動を絶えずとり、中国人民の強い不満を引き起こしている。日本が中国人民の関心事に真剣に対処し、歴史など中国人民の感情にかかわる敏感な問題を適切に処理するよう希望する。同時にまた、市民が自らの意思を理性的に表すよう希望する。中国政府は一貫して責任ある態度で、国内にいる日本を含むすべての外国人の生命、財産の安全と企業の正常な営業活動を法律に基づいて守っている。
中日友好は中国人民の願いであるだけでなく、日本人民の願いでもある。最近、中国市民がいくつかの方法で不満の気持ちを表したが、これは日本人民に対するものではなく、日本が歴史問題で正しい態度をとらないことに対するものである。日本がアジアの近隣諸国の声を重視し、これに真剣に対処し、「歴史を鑑とし、未来に目を向ける」原則に従って、両国関係を処理し、特に歴史問題で正しく、責任ある態度をとるよう希望する。これは両国人民の相互理解と友好の増進に有益で、中日関係の発展を促すのに役立つことである。
教科書問題で日本はわれわれの立場を承知しているはずだ。
問 4月1日から中国の一部商店が日本商品を組織的にボイコットし始めた。日本の新しい教科書を支持する企業リストを基にしているが、実際のところ、このリストは完全に間違ったものだ。報道官は、中国政府は日本企業の活動を守ると表明したが、中国政府は日本企業をどのように守るのか。
答 中国市民がさまざまな形で日本に対する不満の気持ちを表しているが、その原因は両国関係に影響を与えている一部の際立った問題で、特に歴史問題である。日本が歴史問題でとっている正しくない態度が中国市民の強い不満を引き起こしている。われわれは、中日間の経済・貿易協力は双方の利益にかなうと考えており、日本が歴史など中国人民の感情にかかわる問題を適切に処理するよう希望する。われわれは中日の子々孫々の友好を主張し、「歴史を鑑とし、未来に目を向ける」精神で中日善隣友好関係を発展させることを主張している。しかし、中日関係の改善と発展には双方の共同の努力が必要であり、両国各界の人々の共同の努力が必要である。われわれは日本各界の人々が両国人民間の相互理解と友好を増進し、中日関係の発展に有益なことをするよう希望している。
問 双方が共に努力することに賛成だが、上述の行為が歴史問題とまったく関係のない日本企業に不利な影響を与えていることについて、外交部はどのようにコメントするのか。
答 われわれは日本との経済・貿易関係の発展を重視しており、中日経済・貿易関係が両国の友好協力という大きな雰囲気の下で絶えず発展するよう希望している。
http://www.china-embassy.or.jp/jpn/fyrth/t190327.htm