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http://cnn.co.jp/world/CNN200504140007.html
シャロン首相、イランが核兵器技術を習得するのは「間近」
2005.04.14
Web posted at: 13:36 JST
- CNN
ワシントン(CNN) イスラエルのシャロン首相は13日、CNNの取材に対して、イランの核兵器開発は「後戻りできないところに近づいている」と述べ、核兵器開発に必要な技術習得は「間近だ」と警告した。
シャロン首相はCNNに対し、イランが実際に核兵器を保有するまでになるにはあと何年もかかるだろうが、開発に必要な「技術上の問題を克服」するのはあと数カ月の問題だと指摘。「後戻りできないところというのは、この技術的な問題の克服であって、これを克服してしまえば、イランはもう(核兵器を保有するまで)後戻りできなくなる」と首相は述べ、イランが核兵器を保有すればイスラエルが重大な危険にさらされると訴えた。
イランが核兵器を開発しているという具体的な根拠を質問されると、シャロン首相は「核兵器保有のためイランがありとあらゆる努力をしていることについて、証拠を得ている」と述べるに留まり、具体的な根拠を挙げなかった。
イランに対し、先制奇襲攻撃を仕掛ける可能性はあるかと聞かれると、「その必要があるとは考えていない」と述べた。
国際原子力機関(IAEA)のエルバラダイ事務局長はこれまでに、イランによる核兵器開発の確固とした証拠は得られていないと言明している。
イスラエルは1981年、イラクの核兵器製造拠点になっているとして、オシラク原子力発電所を奇襲爆撃で破壊している。
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