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□イラク・レジスタンス・レポート(日本語版) 2005/04/10,12 [イラク情勢ニュース] 米軍がアンバル州に宣戦布告
http://www.freeml.com/message/organizer-news@freeml.com/0000870
URUKNEWSイラク情勢ニュース （転送・紹介歓迎）
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2005/04/14(木)
［飛耳長目録 today'snewslist］
◆レジスタンス・レポート ４月１０日
・サマッラ： 米軍の発砲でイスラム・メモの記者が死亡
イラク・ジャーナリスト連盟は「最優秀ジャーナリスト賞」授与
◆レジスタンス・レポート ４月１２日
・カイム： 米軍Ａ２２基地にレジスタンスがミサイル攻撃
・アンバル州の宗教指導者、カイム救援の総動員令
・「レジスタンスを助けると殺す」、米軍はチラシで市民を脅迫
・米軍はカイムの水道、食料、電気を断ち、輸送も遮断
・近隣都市から男・女の戦士がレジスタンスを支援
米軍は士気発揚にドラッグ（麻薬）を使う
・米軍に被害／レジスタンスがカイムに移動続ける
・ラマディ： 米軍のラジオ放送、アンバル州に宣戦布告
☆ビデオ： コミュニケNo.７ アメリカ国民へのメッセージ
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☆★イラク・レジスタンス・レポート ４月１０日
IraqiResistanceReportforeventsofSunday,10April2005
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http://www.albasrah.net/moqawama/english/0405/iraqiresistancereport_100405.htm
★サラハッディン州 Salahad-DinProvince
◇サマッラ： 米軍の発砲でイスラム・メモの記者が死亡
イラク・ジャーナリスト連盟は「最優秀ジャーナリスト賞」授与
Mafkaratal-Islamjournalist,killedbyUSfireinSamarra’,
giventopjournalismawardsposthumouslybyIraqiJournalistsUnion
サマッラ市のイラク・ジャーナリスト連盟は、イスラム・メモのハリド・アブ
ダル・ジャッバル通信員に、サマッラでの戦闘を報道したことで最優秀ジャ
ーナリスト賞を授与した。ハリドアブダル・ジャッバルは生涯をサマッラでの
戦闘報道に捧げた。
サマッラ市のイスラム・メモ通信員は、彼の葬儀にはイラク人ジャーナリ
ストの長老格であるムハンマド・アッ・ドレイミ、その主席代理人アフマド・ア
ッ・サマッライ、次席代理人バシル・ファディル・アル・バドラニ、ジャーナリ
スト連盟サマッラ支部長ムハンマド・アル・バドラニ、そのほか殉教したハ
リド・アブダル・ジャッバルと一緒に仕事をした多数のイラク人記者、ライタ
ーが参列した。またバグダッド、サマッラ、ティクリート、ラマディなどのイス
ラム・メモからもジャーナリストたちが出席した。
サマッラのイラク人ジャーナリストの長老は、殉教した記者を讃え、彼の
父親と娘リムに２つの賞を授与した。最初の賞はサマッラからの戦闘報道
が際だっていたことへの２００４年最優秀ジャーナリスト賞であり、２つめの
の賞は２００４年の報道の正確さに対する「イラク人ジャーナリストの盾」で
ある。殉教したハリド記者は２００４年には１２２０本の記事を発表し、反論
を受けたのはそのうち５本だけだった。賞は殉教した記者の父親アブダル
・ジャッバル・ムハンマド師に授与された。
２００４年のジャーナリスト賞選定は、多数のライター、通信社、アラブと
国際的な衛星テレビ局を代表して１０１人のイラク人ジャーナリストが投票
した結果にもとづいておこなわれた。イスラム・メモの通信員は、このイラ
ク人ジャーナリスト最高の賞が同僚ハリドに与えられた事実は、イスラム・
メモの名誉となるものだと報じた。同時に、イスラム・メモはハリドの遺業を
引き継いで、いかに困難な状況があろうとも真実を伝えることを誓った。
イスラム・メモはまたこの機会に、彼らが独自の衛星テレビニュースを開
設することに公式ライセンスを取得し、８ヶ月前から始めた準備作業が最
終段階に入ったと発表した。
イスラム・メモはムハンマド・アッ・ドレイミとアフマド・アッ・サマッライ、バ
シル・アル・バドラニに対して、イラクのジャーナリズムへの貢献と助言およ
び指導を受けたことで感謝を表明した。
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☆★イラク・レジスタンス・レポート ４月１２日
IraqiResistanceReportforeventsofTuesday,12April2005
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http://www.albasrah.net/moqawama/english/0405/iraqiresistancereport_120405.htm
★アンバル州 Ａｌ－Ａｎｂａｒ Ｐｒｏｖｉｎｃｅ
◇カイム： 米軍Ａ２２基地にレジスタンスがミサイル攻撃
ResistanceblastsUSbasewithTariqrocket
シリア国境にあるカイムのイスラム・メモ通信員は１２日午前９時４５分の
速報で、イラク・レジスタンスが同市近郊にあるＡ２２と呼ばれる米軍基地
をミサイル攻撃し、米兵５人が死亡、１１人が負傷したと伝えてきた。
犠牲者に関する情報をもたらしたイラク傀儡（かいらい）軍のルアイ・ハリ
ド大尉は、レジスタンスが強力なタリク・ミサイルを米軍キャンプに撃ちこん
だと語った－－イスラム・メモが報じた。彼はこのミサイル攻撃が米占領
軍基地内のビルに損害を与えたと話した。
アメリカ軍はミサイルの発射地点を思われる方角、解放されたカイム市
の中心部へ砲で反撃した。この米軍の攻撃でイラク人６人が殉教し、その
うち３人は子ども、１人は女性だった。カイム病院の院長によると、これに
よりアメリカ軍によって殺害されたイラク人一般市民の数は、３２人に達し
た。そのうち１７人は女性と子どもで、最も幼かった者は生後４日だった。
院長はさらに、その子どもは母親と一緒に殺されたと述べた。
◇アンバル州の宗教指導者、カイム救援の総動員令
Muftiofal-AnbarProvinceissuesGeneralCalltoArms
１２日午前９時５０分の特報で、カイムのイスラム・メモ通信員は、アンバ
ル州のイスラム法典解説員であるアブダッラー・アル・ジャナビ師が武器を
とる総動員令を発表したと伝えた。
１２日にアンバル州内の諸都市に布告された声明のなかで、ジャナビ師
は民衆にアメリカ占領軍との戦いにおもむくよう呼びかけた。
同州イスラム法最高権威によって発せられた呼びかけは、「今日、４月
１２日は武器をとる総動員の日となる。いかなる者にも尻ごみする口実は
存在しない。この呼びかけは、武器を持つことのできる者なら、すべての
年配者と若者そして女性に等しく適用される」と宣言した。
ジャナビ師は声明のなかで、占領軍が申しでる交渉を受け入れることは
できないと述べ、占領軍の心臓部にじかに痛撃を与え続けることを呼びか
けた。
イスラム・メモの通信員は、彼の目の前で、カイムのレジスタンスを支援
するために、解放されたイラクの都市カイムへ、女性を含む何十人もの戦
士が向かっていると報告した。
◇「レジスタンスを助けると殺す」、米軍はチラシで市民を脅迫
AmericanleafletsthreatencivilianswithdeathiftheyaidResistance
fighters
カイムのイスラム・メモ通信員は１２日午前１０時１５分の速報で、戦闘機
とヘリに援護された１００両以上の米軍車両がカイム市の東側にむかって
進撃していると伝えた。目撃者は、アンバル州のヒート市にあるアイナル・
アル・アサド空軍基地から米軍が出発したと報告した。
米軍機はチラシをまいて、もしイラク・レジスタンス戦士を保護したり助け
たりすると、恐ろしい結果を招くと女性と子どもたちに警告している。アメリ
カ侵略者のチラシは次のような脅し文句を連ねた。－－「ゲリラを制圧す
る戦争では、われわれの弾丸は女性や子どもを識別することはない。ゆ
えに家屋内にとどまって、レジスタンスを助けようとはしないことだ」と。
米軍は１１日、カイム市への野蛮な攻撃において、市内で化学兵器を使
用した。
イスラム・メモはカイム市に対するアメリカ軍の現在の攻撃を伝えるため
に、ファルージャでの米軍攻勢を報道した経験をもつ４人の通信員をカイ
ムに派遣し、カイムの戦闘を取材・報道する。
◇カイム東部： レジスタンスが米軍アパッチ・ヘリを撃墜
◇米軍はカイムの水道、食料、電気を断ち、輸送も遮断
Americansblastal-Qa’im’swatersupply,foodstoragedepots,cutoff
electricity
イスラム・メモは１２日午前１１時５５分の速報で、米侵略軍が先ほど、カ
イム市の飲料用貯水場を爆撃し、市内へのすべての電気供給も遮断し、
またカイム西部にある食料貯蔵施設も爆撃したと伝えた。レジスタンスを
飢えさせるためである。
米軍は同市を封鎖し、あらゆる野菜その他の食料品がカイム市に運び
こまれれるのを阻んでいる。
アメリカ軍はまた、負傷したイラク・レジスタンス戦士を受け入れると、い
かなる病院であれ爆撃すると脅した。市内にいるイスラム・メモ通信員は、
地元住民がその脅しを深刻に受けとめていると伝えた。米占領軍がレジ
スタンス戦士と一般市民を区別できないという口実をつくって、女性、子ど
も、老人をレジスタンス戦士と区別しないことを知っているからである。
◇近隣都市から男・女の戦士がレジスタンスを支援
米軍は士気発揚にドラッグ（麻薬）を使う
Resistancebolsteredbyfighters,menandwomen,fromneighboringcities,
Americansusedrugstokeepupmorale
カイム市のイスラム・メモ通信員は１２日午後０時８分の速報で、最前線
の何ヶ所かでは、米軍がカイムへの攻撃をためらっていると伝えた。それ
は明らかに、レジスタンス戦士と直接対峙（たいじ）するのを恐れているこ
とを示している。
１１日午前７時頃から勃発している戦闘では、「緊急展開部隊」に所属す
る７８人のイラク傀儡兵が戦場から逃亡した。占領軍も７０人が任務放棄
したことを認めている。
イラク・レジスタンスは約１５０～２００人のレジスタンス戦士がカイム市に
大挙してむかったと発表した。彼らのなかにはヒート、カイム、ハディッサ
出身の１６人の女性兵士が含まれている。彼らは米軍から防弾チョッキを
含む装備と弾薬、１４丁のＭ４ライフルを奪った。占領軍もレジスタンスに
よって破壊された車両数台が被害にあったと認めている。
レジスタンスは１１日夜、市内最大のモスクの一つで、勝利か殉教まで戦
うことを誓約した。屋根とドアに配置された女性たちは、レジスタンスのた
めに勝利を叫び、戦士たちの士気を高めている。
市内２０ヶ所のモスクは拡声器からレジスタンスのための祈りを放送し続
けている。
イスラム・メモ通信員は市内西部のある陣地を訪れた。そこは１１日に米
軍が短時間占拠したが、その後、レジスタンスがロケット砲で爆破したた
め、米軍はその日遅くに撤退したところだ。通信員はそこで、塹壕いっぱ
いに「アーティーン」とか「マクドゥーン」と呼ばれるドラッグが残されている
のを発見した。イラク人はアメリカ軍が退却したあとの戦場で、それらの麻
薬をしょちゅう目にしてきた。
急襲しても市を制圧できなかったので、米軍は心理戦争に活路を見いだ
そうとしている。彼らは市の郊外に大きなスピーカーを配置し、市内全域に
聞こえるような大音量で放送を始めた。（それはイラク中で彼らのメディア
から中継されてもいる）。「勇気があるなら出てきて俺たちと戦え。天国に
生きないなら、姿を見せて男同士の勝負をしろ。女みたいに隠れるな。ヒ
ット・アンド・ランなんてのは臆病者のすることだ」。
イスラム・メモ通信員は、拡声器から流れるアメリカ軍のプロパガンダ放
送はアラビア語ではあるが、エジプト方言の特徴があると報告した。一部
のレジスタンス戦士が、実際に出ていって占領軍に「男同士の勝負」を挑
もうとしたが、レジスタンスの指揮官は彼らを止め、それはレジスタンス戦
士をおびきだすためのトリックにすぎない、姿を見せると狙いやすくなるか
らだ、と助言した。
イスラム・メモ通信員は、ファルージャ市は戦闘がなくなったのではなく、
実際、ファルージャの戦士たちは国内のすべての戦闘に参加していると書
いた。カイムにもファルージャから１００人以上の戦士が秘密裏に個人個
人で武装せずに来ている。
このことはバグダッドのあるアメリカ軍将校も認めたことで、彼はイスラ
ム・メモに、ファルージャ住民は「生まれながらのテロリストだ」と言った。
「カイムで戦闘が続くと、ファルージャから男がいなくなる。彼らを見つけた
いなら、カイムかラマディに行けばよい」と。
◇米軍に被害／レジスタンスがカイムに移動続ける
USforcessufferlossesTuesdayasResistancefighterscontinuetopourinto
al-Qa’im
イスラム・メモは１２日午後６時５０分の速報で、傀儡政府の情報筋がカ
イムの戦闘で米兵１４人が死亡したと語ったと伝えた。２０人以上の負傷
者も出ている。イラク・レジスタンスは戦闘が終わったあと、米兵４０人以
上が死傷したと発表した。さまざまな米軍車両９台が破壊され、４台が使
用不能となった。
通信員はカイム市の状況を「ほんとうの戦争だ」と伝え、レジスタンス戦
士が武装した者も非武装の者も外から市内に入ってきてくる状況が続い
ていると書いた。その大部分はユーフラテス川を泳いで渡ってきたという。
◇ラマディ： 米軍のラジオ放送、アンバル州に宣戦布告
USmilitaryradiodeclareswaronal-AnbarProvince
１２日午後２時１０分、イスラム・メモは米占領軍がアンバル州のうちファ
ルージャ、ラマディ、ヒート、ハディッサ、カイム、ルトバを戦闘地域に指定
したと発表したことを伝えてきた。
アメリカ軍はまず最初の指令として戒厳令を発令し、米軍基地および米
軍車列の１キロ以内に近づくイラク人は、誰であれ殺害すると警告した。
アメリカ軍のラジオ声明は、米軍はアンバル州で戦闘局面に入ったとし、
米軍指令にもとづく戒厳令を宣告した。
ラマディ市内のレジスタンス勢力は、普段とは違うやりかたでのアメリカ
軍の通告に対応して、市内住民に、もし戦闘が始まったなら、家の中にと
どまり、真ん中の部屋の隅にいるようにと呼びかけた。
ラマディ、ヒート、カイムのモスクでは総動員令を宣言し、武器をとること
ができない年配者はレジスタンスのために祈るよう呼びかけた。
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☆★ビデオ： コミュニケNo.７ アメリカ国民へのメッセージ
日本語字幕入り／ＡＤＳＬ対応版
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ビデオ＜コミュニケNo.7 アメリカ国民へのメッセージ＞
ADSL対応のものを、URUKNEWSイラク情勢ニュースのwebサイトにも
アップしました。 もちろん笠井さんに作製していただいた内容です。
http://www.geocities.jp/uruknewsjapan/IraqResistance20050317Communique7Japanese.mpg
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※URUKNEWS イラク情勢ニュース（webサイト）
http://www.geocities.jp/uruknewsjapan/
◆メーリング・リストへの参加・退会手続きはここでもできます
※イラク・レジスタンス・レポート
http://www.geocities.jp/uruknewsjapan/Iraqi_resistance.html
※２００４年の全記事一覧
http://www.geocities.jp/uruknewsjapan/2004_list.html
※２００４年のファルージャ特集
http://www.geocities.jp/uruknewsjapan/Fallujah2004.html
※２００２～０３年の全記事一覧
http://www.geocities.jp/uruknewsjapan/2002-03_list.html
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題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。