現在地 HOME > 戦争69 > 341.html ★阿修羅♪ |
|
将校の8割、反プーチン」露紙報道、政権に衝撃
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20050413it13.htm
【モスクワ=五十嵐弘一】13日付露有力紙「独立新聞」は、今年1月に露軍内で行われ、秘密扱いとなっている将校対象の調査結果を入手、80%以上がプーチン政権の社会保障改革に反対していることがわかった、と報じた。
グルジア、ウクライナ、キルギスで起きた民衆蜂起による政権転覆がロシアでも起きる可能性を懸念している同政権は、体制維持の最後の盾というべき軍の反発に衝撃を受けている模様だ。
同紙によると、国内の暴動鎮圧などにあたる内務省軍将校の90%が生活水準に不満を抱いている、との調査結果もあるという。
プーチン政権は今年1月から、年金生活者や退役・現役軍人らに認められてきた、地下鉄やバスの無料乗車などの特典を廃止。補償支給額が少なすぎたため、抗議デモが頻発した。
今回明らかになった調査結果に加え、軍人による抗議集会も発生したことから、同紙によると、露政権は、公安警察「連邦保安局」(FSB)に軍内での情報収集強化を指示した。
これに対し、FSBへの対抗意識が強く、軍事関連情報を国内外で収集する露軍参謀本部情報総局(GRU)は、FSBによる軍将軍らの電話盗聴工作が強化される恐れがあると、警戒を強めているという。
(2005/4/13/20:22 読売新聞 無断転載禁止)