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ポーランドのイラク派兵1700人、年末に撤退へ
2005年04月12日21時29分
ポーランド通信によると、ポーランドのシュマイジンスキ国防相は12日、閣議後の記者会見で、イラクに派遣している兵士1700人を今年末に撤退させることを政府として正式決定した、と発表した。
国防相は「(05年末までにイラクに正式政府を樹立するとした)国連安保理決議の期限が切れるまでに、ポーランドの安定化ミッションは終了しなければならない」と説明。イラク政府からの残留要請があっても、ごく少数の部隊しか残さないという。
ポーランドは当初、米国支持の姿勢を明確にしていた。だが、武装勢力の待ち伏せ攻撃や作戦行動中の事故などで計17人の兵士が死亡。ジャーナリストを含む民間人4人も死亡している。
世論調査で派兵に反対する声は7割を超える。現地での治安情勢の回復も見込めず、長期の駐留経費は、軍の近代化や財政にも悪影響を与えてきた。
同国では10月までに総選挙が行われる予定で、不人気のイラク派兵終結を決断したとみられる。今年初めには撤退第1陣として、700人の兵士を帰国させていた。
http://www.asahi.com/international/update/0412/010.html