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□イラク・レジスタンス・レポート(日本語版) 2005/04/09 [イラク情勢ニュース] サドル師への単独会見/レジスタンスが軍事パレード
http://www.freeml.com/message/organizer-news@freeml.com/0000868;jsessionid=umx2rp2l31
URUKNEWSイラク情勢ニュース (転送・紹介歓迎)
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2005/04/12(火)
[飛耳長目録 today'snewslist]
☆米情報機関、情報分析の失敗−−独立調査委・報告書
☆イラク・レジスタンス・レポート 4月9日
・スンニの蜂起を恐れて、米軍はイラク全土に展開
・クーファ: サドル師に単独インタビュー/イスラム・メモ
・解放区カイムでレジスタンスが軍事パレード
・ラマディ: レジスタンスが米基地攻撃、海兵隊14人死亡
・スーフィー(イスラム教の神秘論者):
レジスタンス組織を編成して米占領との戦いに合流
・スンニ指導者は反占領デモへの参加を呼びかけ
・シーア派のサドル支持者はスンニと連帯して大規模デモ
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☆★イラク大量破壊兵器:
米情報機関、情報分析の失敗−−独立調査委・報告書
毎日新聞 2005年4月12日 東京朝刊
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http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/mideast/news/20050412ddm007030068000c.html
「ほぼ完全な誤りだった」。イラクの旧フセイン政権の大量破壊兵器に
関する米情報機関の判断について、大量破壊兵器をめぐる情報収集・
分析を検証した米独立調査委員会は、先月31日に公表した報告書で
そう切り捨てた。米主導のイラク戦争によるフセイン政権の排除を正当
化する「根拠」は、なぜそれほどまでに的外れだったのか。独立調査委
が約1年にわたり、数百人の関係者への事情聴取や、膨大な機密報告
書などの精査に基づいてまとめた「失敗の分析」を紹介する。 ・・・
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☆★レジスタンス・レポート 4月9日 土曜
IraqiResistanceReportforeventsofSaturday,9April2005
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http://www.albasrah.net/moqawama/english/0405/iraqiresistancereport_090405.htm
★バグダッド Baghdad
◇スンニの蜂起を恐れて、米軍はイラク全土に展開
USdeploysinforcethroughoutIraqicitiesinfearofSunniuprisings
バグダッドとスンニ優勢のイラクの州では、バグダッド占領2周年にあた
る9日、諸都市の市内と周辺に、何千人もの米兵と数百代の戦闘車両が
尋常ではない大規模で配備され、同時に米軍は各種の通信とインターネ
ット、携帯・移動電話を遮断した。
バグダッド市内およびアンバル州、サラハッディン州とモスル、キルクー
クにあるスンニ派モスクの周囲には、4万人以上の米兵が配置された。
イスラム・メモの通信員はバグダッドの海兵隊司令官ジョン・ヘスリー中
佐と会談した。彼は言った−−最新装備したアメリカ軍が目につくのは、
彼らはイラク人、特にスンニのイラク人が占領軍兵士に危害を加えるなん
らかの反乱なしに侵略の周年をやりすごすことはないだろうと恐れている
からだ。この米軍将校は、シーア派のサドル支持者は許可なしにデモを
開催したが、スンニ派が「違ったやり方」で周年を記念するかもしれないと
恐れていた、と話した。
★ナジャフ州 An-NajafProvince
◇クーファ: サドル師に単独インタビュー/イスラム・メモ
ExclusiveinterviewwithMuqtadaas-Sadr
シーア派の宗教指導者ムクタダ・アッ・サドル師は9日朝、歴史の古い
クーファのモスクで、イスラム・メモとの単独インタビューに応じた。
サドルは次のように話し始めた−−
「イスラム・メモが、イラクにおけるスンニとシーアのムジャヒディン戦士
について、また占領軍とともにイラクに入ってきたセクト主義的な思想にと
らわれないで、真実の報道を伝えてくれることに感謝している。また個人
的には、マフディ軍の報道および占領軍との戦闘についての報道で、私
はイスラム・メモに感謝している。私がイスラム・メモとの会見に同意した
のは、こうした理由からだ」。
「正直に言うと、私は忙しくてあなた方のサイトを訪問できない。しかし私
の周囲の兄弟たちは貴サイトへの称賛と評価をよく耳にしている」。
◆イスラム・メモ: <サドルの運動>の現在の要求は何か? 一部の
シーア派筋は、<サドルの運動>が占領軍にイラク撤退の期限を求める
件で穏健的になったと言っている。またイラク国民のあらゆる宗派・種族
が参加する国民政府を要求する点ではどうか?
◆サドル: そんなことはない。何も変わっていない。私たちの姿勢はひ
じょうに鮮明だ。私たちは占領軍が引き揚げることをまず最も強く要求す
る。その次には、占領軍に支配されない自由で公正な選挙を要求する。
なぜなら、占領下でおこなわれるあらゆる選挙は欺瞞(ぎまん)であり、法
的正当性がないからだ。
◆イスラム・メモ: <サドルの運動>は現在のイラク「政府」にどの程度
協力する用意があるのか?
◆サドル: ある種の利益のために働くのが政府だという基本に立って
対応する。それ以上でも、それ以下でもない。
◆イスラム・メモ: <サドルの運動>とイスラム法学者協会との関係
は?
◆サドル: 協会内の兄弟は私たちの兄弟であり、彼らの要求は私たち
の要求でもある。すなわち、占領の終結、イラクにおける占領と占領軍の
存在をなくしたうえでの選挙だ。私たちは互いに固く団結しており、イラク
の他の愛国者とも優良な関係を持っている。
◆イスラム・メモ: サドルはファルージャを訪問し住民に連帯を表明す
るつもりだったというウワサがあるが?
◆サドル: そのとうり。それが神の意思ならば、まずファルージャを訪
問するだろう。なぜなら、彼らは英雄であり、宗教的にも同じ祖国を持つと
いうことでも私たちの兄弟だから。
◆イスラム・メモ: 最後に、新しい「政府」なり憲法制定に参加するのか
どうか。
◆サドル: 占領のもとではすべてのこと(統治行為)が偽りであり、正し
くないし、法的正当性がない。
★アンバル州 Al−Anbar Province
◇カイム: 米軍機を無視してレジスタンスが軍事パレード
Resistanceforcesinliberatedal-Qa’imdefyUSaircraft,holdmilitary
parade
イラク人のレジスタンス組織であるムハンマド第1軍は、7日に米占領軍
の手からこの市を解放したことを告知するために、9日、軍事パレードを
おこない、解放区となったカイム市を観閲した。アメリカ軍は二日間にわ
たって同市に突入しようと試みたが失敗した。カイム市の解放とこの一帯
での米軍の全作戦については、報道管制が敷かれている。
カイムのイスラム・メモ通信員は、200人以上のレジスタンス戦士がイラ
ク国旗と部隊の黒い旗を掲げて、市内の目抜き通りで軍事パレードをお
こなったという目撃者の証言を伝えた。
戦士たちは市が実際に米軍占領から自由になったことを誇示するため
に、市の郊外まで行進し、その際には彼らの保有する重火器とストレラ型
の対空ミサイル、C5Kロケット、対戦車ロケット砲RPG7などを開陳した。
イスラム・メモの通信員は、パレードのあいだには、米軍ヘリも米軍戦闘
機も敢えて市内上空に飛来することはなかったと記した。米軍機は飛んで
いたが、彼らは地対空ミサイルによる攻撃を恐れて、ひじょうに高度を飛
行していたので、視認することができなかった。
ムハンマド第1軍の指揮官が声明文を読みあげた。そのなかで彼は、
「勝利か殉教まで」、最後の1人となってもムハンマド軍は戦うという決意
を宣言した。
◇ラマディ: レジスタンスが米基地攻撃、海兵隊14人死亡
Resistancebarragekills14USMarinesearlySaturdaymorning
レジスタンス戦士は午前4時、ラマディ西方の米ワッラル基地に22発の
迫撃弾を撃ちこみ、バグダッド占領2周年の手荒い目覚ましを米軍にプレ
ゼントした。この砲撃で米軍施設内に大火災が発生した。米軍の燃料庫
と弾薬庫に火が回り、砲弾の破裂に続いて二次爆発が起こったためだ。
イスラム・メモ通信員は、「テロ対策部隊」のアフマド・イスマイル大尉が
レジスタンスの砲撃で海兵隊14人が死亡し、基地内の車両数台が破壊
されたと語った言葉を伝えた。
・ファルージャ: 東方の米軍基地をミサイル攻撃
・ヒート: 米軍車列のなかで自爆車両が炸裂
・ハディッサ: 傀儡(かいらい)警察の指揮者を射殺
★バグダッド Baghdad
◇スーフィー(イスラム教の神秘論)の信奉者:
レジスタンス組織を編成して米占領との戦いに合流
FollowersofSufiShaykhformArmedResistanceOrganization
jointhefightagainsttheUSoccupation
新しいレジスタンス組織が9日、バグダッド市内とアンバル州のモスクで
声明文を配って、このほど結成されたことを発表した。アブダル・カディル
・アル・ジラニ師のスーフィー聖戦大隊が設立を宣言し、米占領軍と戦って
いる他のレジスタンス勢力に合流すると発表したものだ。 ・・・
著名なスーフィーの導師であるアブダル・カディル・アル・ジラニ(1077
〜1166年)はカスピ海のギランに生まれ、18歳のときにバグダッドに移
ってきた。バグダッドでは彼は学者ハンバリの学院に学んで哲学とイスラ
ム法を修めた。1127年、彼は説教を始め、カディリヤの主宰するスーフ
ィー学派は着実に広がった。彼の残した文書はコーランの神秘主義的な
解釈を特色とする内容であり、彼の教えは唯物論と俗信を非難し、慈(い
つく)しみと人道主義を強調した。多くのクリスチャンとユダヤ人が彼の教
えから影響を受けイスラムを受け入れるようになったと伝えられている。
アブダル・カディル・アル・ジラニの墓はバグダッドにある。
◇スンニ指導者は反占領デモへの参加を呼びかけ
SunnireligiousleaderscallonpopulationtodemonstrateagainstUS
occupation
8日(金曜日)の礼拝で、スンニ派の宗教指導者はシーア派のサドルと
同じように、アメリカ人侵略者のバグダッド占領が2周年を迎えた9日、米
国の占領に反対する街頭デモに参加するようイラク国民に呼びかけた。
アル・ハリス・アッ・ダリ師は金曜日の礼拝で、イラク国民は9日に南は
バスラから北はダホーまで、国中の都市で街頭に出て「一つの声で叫ぶ
ように」と告げた。「戯(たわむ)れはもうやめてくれ。偽りのスローガンは
もう要らない。種族や宗派によるセクト主義はもうたくさんだ」と。
◇シーア派のサドル支持者はスンニと連帯して大規模デモ
Shi‘ifollowersofMuqtadaas-Sadrstagemassivedemonstration
insolidaritywithSunniIraqisagainsttheoccupation
米国のバグダッド占領2周年にあたるとき、シーア派のサドル支持者は
バグダッドで大規模なデモをおこなった。17万人以上の参加者と推計さ
れており、米国の占領とシオニズムを非難した。
バグダッドにいるイスラム・メモ通信員は、カラマニヤ広場からバグダッ
ド中心部に押し寄せたデモはジュンフリヤ橋さらにフィルドス広場へと膨ら
んでいった。フィルドス広場では2003年に、アメリカ人がサダム・フセイ
ン大統領の像を引き倒される演出をおこなったところだ。
イスラム・メモの通信員は、サドル師のバグダッドにおける代理人アリ・
アル・ムサウィと会見し、彼は次のように語った−−「今日、われわれは
占領者に『諸君の居場所はわれわれのなかにはない』、『イラク人は諸君
よりもうまく統治することができる』と告げるために集まっている。投獄され
ている男女を即座に釈放せよと要求する」。
アル・ムサウィはさらに、「われわれは彼らに最も重要なことを告げるた
めにここに集まった。誇り高いシーア派教徒は占領に「ノー」と言う。占領
軍は撤退し、シーア派教徒は占領を終わらせるためにスンニ派の兄弟と
ともに立ち、全イラク領土からの占領軍の撤退を主張するイスラム聖職
者協会とともに立つ」と語った。
正体不明のならず者がサドル師のカルバラ事務所精勤者であるファデ
ィル・アッ・シャウク師を殺害した。彼は米国のイラク占領に抗議するた
め、サドルの運動が開催した大規模デモに関係して、バグダッド南郊の
ドーラ地区にいた。
ドーラ地区のイスラム・メモ通信員は、「最新式の米国製兵器で武装し
た」ならず者がファディル・アッ・シャウク師の車に発砲したという目撃者の
証言を伝えた。ファディル師は即死だった。
サドル事務所の関係者はイスラム・メモに、「非難の矛先は米占領者と
『イラク政府』だ」と語った。
ファディル師の支持者は他のサドル支援者に合流し、アメリカ国旗を燃
やした。彼らはブッシュとブレアの人形もドーラ地区からフィルドス広場へ
むかう路上で燃やした。
★バグダッド Baghdad
・スーフィー(イスラム教の神秘論)の信奉者:
・スンニ指導者は反占領デモへの参加を呼びかけ
・シーア派のサドル支持者はスンニと連帯して大規模デモ
・スンニの蜂起を恐れて、米軍はイラク全土に展開
・スンニの宗教指導者は反米・反占領のデモに参加要請
・サダム国際空港内の米軍基地を激しく砲・ミサイル攻撃
・アブグレイブ収容所に3方向から激しい攻撃
・レジスタンス組織が「独自のやり方」で占領2周年迎える
★バビル州 Babil Province
・マフムディヤ: 傀儡警察15人が射殺された。
・ラティフィヤ: レジスタンスがブラックホーク(米軍ヘリ)撃墜
・ヒッラ: 道路脇爆弾でポーランド兵と通訳が死亡
★ニネベ州 NinwaProvince
・モスル: 米ガズラニ基地をミサイル攻撃
★ムサンナ州 Al-MuthannaProvince
・サマワ: レジスタンスが日本軍基地に迫撃砲攻撃
★バスラ州 Al-BasrahProvince
・バスラ: イギリス軍車列そばで爆発、4人死亡
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※URUKNEWS イラク情勢ニュース(webサイト)
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※イラク・レジスタンス・レポート
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※2004年のファルージャ特集
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※2002〜03年の全記事一覧
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