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(回答先: 日本の戦争責任資料センター 投稿者 ワヤクチャ 日時 2005 年 4 月 11 日 22:10:10)
2005-04-12 01:13:09 Posted by kaisetsu
中国民主化進展の表れ
テーマ:Anybody But Don-Ichiro
http://kaisetsu.ameblo.jp/entry-8fd1a8f76c7e71fc230aa5d8448b9778.html
現在の所、普通の民主主義国家において、デモが行われ、その国の治安を維持する機関が、デモの秩序を周辺で守るというシステムが機能する状態として、中国に於ける『反日デモ』は、通常の状態であろう。日本の60年安保や、韓国に光州事件と比較しても、平穏である。
デモが起こったのは、明らかに、日本の外務省の無策と小泉氏・安倍氏の、間違った政策決定の結果であり、さらに、フジ サンケイ『正論(???)』路線への批判である。
中国は、現在、50年、100年計画の漸進的経済発展の実験中であり、また、中国首脳部は、明らかに、ポスト・モダン的な複眼的・複雑系的な手法を用いて、政策を実行しており、今回の北京のデモによって、一定の成果を挙げたと考えられる。『適度な自由さ』と『適度な調整』である。
これは、ドイモイなど、ベトナム政府が、既に実験済みの手法であり、基幹に於ける政治的統制と『草の根レベル』の漸進的民主化、という調整過程に入ったと思われる。
勿論、対外的な中国の威信や、現実的利益も、同時に追求している。
高度に知的な手法を必要とする外交において、日本外交は、非常に古い『唯物史観』『カント主義』の呪縛から、単眼的思考によって、失敗を重ねている。
ODA ウォッチャーズ