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憲法改正案作りに協力したあの自衛隊二佐が、何と栄転に
●なぜ、自衛隊法違反の人物が二佐から一佐へ栄転なのか?
本紙は05年1月23日、「刑事告発された自衛隊幹部が草案した憲法改正案の内容」なる記事を掲載している。
元防衛庁長官で、自民党憲法改正案起草委員会座長(当時)の中谷元代議士から依頼を受けて憲法改正案を作成した問題で、今年1月20日、田英夫と大田昌秀の両参議院議員(社民党)によって、問題の自衛隊幹部はが東京地検に告発されたことを報じた。
告発されたのは、陸上自衛隊幕僚監部防衛部防衛課防衛班に勤務していた、吉田圭秀陸上自衛隊二佐(当時)。
吉田二佐は、04年10月15日、中谷代議士から電話で依頼を受け、10月22日、勤務中の防衛庁から同庁のファックスを使用して3枚の資料を送付した。
自衛隊員は自衛隊法第61条1項によって、選挙投票を除く他、政令で定める政治行為をしてはならないとしているが、これに違反するもので、厳重処罰を求めるとしている(最高刑は3年以下の懲役。ただし、下限に罰金刑はない)。
ところが、その吉田二佐、この3月28日付けで、何と二佐から一佐(陸上幕僚監部)に昇任していたのだ(リストの最後から3番目 http://homepage3.nifty.com/dsi/tpxj.050328.jinji.htm )。 あれほど、シビリアン・コントロールを骨抜きにし、世を騒がせた人物がなぜ栄転なのか。
現在、自民党が、米国にとって軍事戦略上、都合のいい憲法改正を目論んでいるが、それと一体といっていい、とんでもない人事である。、
2005.04.11 in