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□危険におびえる米軍輸送部隊の内側/スターズ・アンド・ストライプス [イラク情勢ニュース]
http://www.freeml.com/message/organizer-news@freeml.com/0000861;jsessionid=70zxxcdkv3
URUKNEWSイラク情勢ニュース （転送・紹介歓迎）
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2005/04/08(金)
［飛耳長目録 today'snewslist］
☆バグダッドへの道路は、「どこで攻撃されるか判らない」
AlongtheroadtoBaghdad,'youneverknowwhenyou’regoingtogethit’
☆深刻な危険に直面するイラク人トラック運転手
Iraqiconvoydriversfacehugerisks
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☆★バグダッドへの道路は、「どこで攻撃されるか判らない」
AlongtheroadtoBaghdad,'youneverknowwhenyou’regoingtogethit’
スターズ・アンド・ストライプス ４月６日 （米軍の準機関紙）
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http://stripes.com/article.asp?article=28244
キャンプ・タジ発：
第８７軍団の支援大隊はバグダッド市内すべての前進基地と軍事施設に
物資を届けており、第３歩兵師団のバグダッド機動部隊にとって中心的な
流通センターの役割を果たしている。
そしてこの部隊の兵士は毎朝、基地から出る前に、金網の外で起こりうる
ことに備えて戦闘訓練をおこなう。１年の派遣期間のうち約２ヶ月が過ぎ、
攻撃にほとんど遭遇しなかったものの、はっきり言って気がかりではあると
多くの兵士が語った。
「それは朝起きると真っ先に頭によぎることだが、寝るときになって最後に
考えていることでもある」－－第８７軍団支援大隊の第３９６輸送中隊で班
長となっているネイサン・トーマス軍曹が説明した。彼は週３回、護送任務
についている。「しかし訓練でやったことを信じるしかない。運はあてにでき
ないからな」。
道路脇の爆弾、榴弾（りゅうだん）、自動車爆弾、そして待ち伏せを避ける
ことは、イラクに駐留する全米軍にとって第１級の課題なんだ」と軍幹部が
話した。第８７軍団の訓練は、ほとんどすべての不慮の事件を想定して、分
隊レベルでおこなわれた。
第３９６運輸中隊の指導教官をつとめるラフス・ルイス１等兵曹は、「いつ
攻撃を受けるか判らないんだ」と言った。「民間の輸送についても多くの問
題を抱え、山積している。輸送中には、自動車爆弾にいつ出くわしてもおか
しくない」と。そのうえに貨物車両と物資を保護するという任務もある。イラク
の民間人が時折り、トラックの積み荷を奪おうとすることもある、とルイスは
付け加えた。
この大隊では定期ルートに沿って、日に３０台のトラックを出している。１マ
イルも広がる２４時間体制の大規模流通センターは、燃料から事務用品、
障害物、木製品、医療器具、修理用部品までの物資を扱っている。この基
地施設は、また、物資が運び込まれるところでもある。
民間のトラック運送企業であるカタール国際貿易と契約して倍増した輸送
車列は、例えばビクトリー・アンド・リバティ基地のようなバグダッドにある主
要な米軍基地の輸送にあたる。届け先リストにあがる前進基地としては、フ
ァルコンやルスタミヤ、オーナーなども含まれている。
毎日午後の情報伝達では、部隊の幹部将校が危険ルートについて協議
し、意味のある事件を再検討し、護送部隊のリーダーに「基地外で対処を
迫られることへの洞察」を伝える。そして最後に、結局は、まったく基礎的な
ことが適用される。
「ここの劇場では、登場人物の多くが機械の専門家になる。彼らは車両の
ことを実によく熟知しはじめんだ」と第８７軍団支援大隊の先任将校ジョン・
ホプソン少佐が話した。「すべて訓練にたちもどって、自分の車両を知悉
（ちしつ）し、武器の操作を知り、敵の脅威に反応する。それで心配や気が
かりがなくなるわけではないが、役には立つ」。
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☆★深刻な危険に直面するイラク人トラック運転手
Iraqiconvoydriversfacehugerisks
スターズ・アンド・ストライプス ４月６日 （米軍の準機関紙）
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http://stripes.com/article.asp?article=28245
キャンプ・タジ発：
米陸軍の護送を伴って毎日運行している民間のトラック運送企業＜カタ
ール国際貿易＞は、バグダッドにおける第８７軍団支援大隊の物資配給任
務にとって必須の役割を担っている。
しかし米軍兵士と異なって、そこで働くイラク人および第三国の運転手は
防弾服を着用していないうえに、彼らのトラックも装甲をほどこしていない。
彼らは生まれたばかりのイラク治安部隊要員と同様に、ひじょうな危険が
予測され、事実、いつもテロリストの標的となっている。
「軍は同社の資産には軍の運転手に与えているのと同じ安全確保を約束
する」と大隊が保証しても、毎週、２ないし３人の運転手人が辞めていく。
米陸軍は運転手が辞めるのは職務上の危険のためだとは発表しないで
いるが、しかし大隊の流通センターを指揮するカート・ヒントン大尉は、「毎
週２名ぐらいは仕事に姿を見せない者が出る」と語った。
「なぜ彼らが辞職するか確かなことは言えない」と彼は言ったが、「彼らは
危険な目にあっている」と付け加えた。
この大隊に属する第６３２および第９４整備中隊には、いったんは護衛と
して武装チームが配備されたことがあった。第８７軍団支援大隊の先任将
校であるジョン・ホプソン少佐によると、その任務は今ではタジ地区に駐留
するアラバマ州兵の部隊があたっているという。
「トラック運転手はわが輸送部隊の一員だ」と彼は言った。「われわれは
彼らの護送を監督しており、彼らはひじょうに信頼できる。われわれの監督
下にあるのがイラク人のトラックであろうと、米陸軍のトラックであろうと、同
じように安全確保につとめる。カタール国際貿易は米陸軍同様に重要なの
だ」。
タジの基地で輸送任務を担当するクイントン・バーゲス中佐は、毎日、イラ
ク人および第三国の運転手７０人ほどがタジに到着すると語った。「彼らも
われわれの任務全体にとっての重要性を感じている」とバーゲスは言った。
「彼らはそれを誇りに思っているし、彼らの国にとっても家族にとっても重要
なことをしていると感じている。われわれは彼らにかなりの関心を払ってい
る。彼らはひじょうな危険に出あいながらも基地にやってきて、イラク国内
のさまざまな基地に物資を届けている」。
だがそうした裏では、陸軍は潜在的なテロ攻撃から設備を守るために事
前対策をおこなっている。トラック運転手と貨物トレーラーは基地の入り口
で徹底的に検査される－－同大隊に所属する第２２６補給中隊の指揮官
ジェレミー・スミス大尉が言った。
大尉は、「もし彼らに陽性反応があれば、拘束されるか、基地内に入るの
を許可されない」と付け加えた。そのような事例がどの程度あるかについて
は利用可能な統計はなかった。「イラク人はこの国の主人公になりたがる。
それが一つの小さな例だ」とスミスは指摘した。
「彼らが輸送にあたる際の危険を思うと尊敬したくなる。勇気のいることだ
から」。
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