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(回答先: Re:縄文文化への回帰をどのように行なうかが問題 投稿者 スパルタコスポノ 日時 2005 年 4 月 08 日 11:23:58)
これこそ、また、唯物史観を越えて、ポスト・モダン的に、時空を越えて、日本の原型を、未来へと投影できる手法です。今、即座に、「現代日本の虚構を暴きだす」必要が在ります。
(参考)
http://www.pandaemonium.net/menu/devil/s_orikut.html
折口信夫は古代が、どの時代でも時代を超越して人々の記憶の中に再現される事もあると考えた。折口信夫は民俗の中にそれを多く見、また民俗を「生活の古典」と考え、「古代の顕現」であると考えた。特に後述する折口信夫の最大の功績である「マレビト」論の成立には沖縄採訪したことが非常に大きな刺激となっており、思想の核となり、証明となっている。折口信夫は沖縄の民俗儀礼のなかに「古代」を見い出したのである。折口信夫自身も「琉球の宗教」のなかで、「古事記日本書紀或は、その類いの古書及び最も古代の慣例を維持してゐる階級のしきたりの注釈となる、活きた実例に多く出くはした。それは此まで驚きの目を以つて迎へられてゐた所の、日琉民族の類似の比較説を、遥かに乗り越えてゐた。」と述べている。