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皆様、こんにちは。
誰かがこの記事を投稿すると思ったのですが、まだ無かったようなので自分がやります。
http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/europe/news/20050405k0000e030081000c.html
「【ローマ海保真人】
イタリアの地方選挙の投票が3、4の両日、国内13州で行われた。出口調査や選管の中間開票によると、うち11州の知事選で野党勢力の中道左派が勝利、ベルルスコーニ首相率いる与党勢力の中道右派の惨敗が確定的となった。これまで比較的安泰だったベルルスコーニ政権にとっては大きな痛手で、政権基盤が揺らぐ可能性も出てきた。
今回の地方選は、任期満了に伴い、来年行われる予定の総選挙の前哨戦とされ、国政同様、与党勢力の中道右派連合と野党勢力の中道左派連合の対決が焦点となっていた。失業者増など経済不況に加え、先月4日のイラクでの米兵によるイタリア治安当局員射殺事件を引き金とするイラク派兵反対ムードが影響したともみられる。ローマ法王ヨハネ・パウロ2世の死去が重なったものの、投票率は71.4%で、関心の高さを示した。
正式な開票結果は5日に判明するが、中道左派がローマを州都とするラツィオ、トリノが州都のピエモンテなど11州の知事選で勝利する見通し。中道右派は辛うじてミラノが州都のロンバルディアとベネチアが州都のベネトを確保しそうな情勢だ。これまでは中道右派が13州のうち8州を握っていた。
特に首都圏のラツィオは中道右派のストラーチェ知事の再選が予想されていたため、ベルルスコーニ政権にとって痛手は大きい。ストラーチェ知事は自らを含む全土での劣勢を「完敗」だと認めた。同知事は戦前、「もし我々がラツィオで負けたら、ベルルスコーニの後はプロディ(中道左派の代表、元首相)しかいない」と語っていた。
ANSA通信によれば、首相の側近であるラロジャ地域問題相は「地方選であり、ベルルスコーニ政権が敗れたとは言えない」と語った。しかし、プロディ元首相は「中道右派はもはや国民の支持を得ていない。国民は我々に統治の準備をするよう求めた」と述べ、来年の総選挙への期待感を示した。
00年の州知事選挙では当時の政権与党の中道左派勢力が敗北、その責任を取ってダレーマ首相が辞任し、翌01年の総選挙での中道右派連合の勝利につながった。
毎日新聞 2005年4月5日 13時59分」
「有志連合国」の政権党は米国と日本以外ではボロボロのようですね。イギリスの総選挙は来月5日だそうですが。