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ザルカウィ容疑者側近をイラクで拘束、米国籍と判明
2005.04.01
Web posted at: 17:19 JST
- CNN
http://cnn.co.jp/usa/CNN200504010017.html
ワシントン(CNN) 米国防総省当局者は3月31日、イラクの黒幕テロとされる組織「イラク・アルカイダ機構」を率いるヨルダン人過激派、アブムサブ・アル・ザルカウィ幹部の側近とみられる男を昨年12月に拘束、米国とヨルダンの二重国籍を持つ人物であることが判明した、と述べた。
武装勢力構成員で、米国籍の人物が拘束されたのは初めて。米国に相当期間、滞在した過去を持つという。名前などは明らかにしていない。
昨年12月にイラク内の大都市の民家で捕そくした。家内からは、武器、爆弾製造に使う材料などを押収した。米軍が男を拘束中だが、米本国へ送還するのかは不明。キューバにある米海軍基地グアンタナモは、米国籍以外のテロ容疑者の収容を原則にしている。
イラクへの外国人戦闘員の侵入、武装勢力への資金供与、拉致計画、実行で役割を果たしていたとみられる。米軍、イラク治安組織は、ザルカウィ幹部拘束に全力を挙げている。