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「現場映像」が流れたとの事で、それによると「白いトラック」が爆発したらしいとの事である。
これが事実であれば、方法としては簡単なものが使われたわけだ。恐らくリモコン操作であったろう。トラックならば最低2トンの爆薬は積める。
警備担当者を買収するか、仲間にしておくか、工作員を潜り込ませておくか等の方法を使えば、簡単にテロ・ロボット爆弾を走らせることはできる。しかも、その性能は低くてもよい。
爆発物については、特殊なものが使われた可能性はある。液体水素や液体空気または水そのものを使って爆発力を高めた爆発物(新兵器)が使われた可能性はある。
人工衛星の映像に「水分の多い所」で爆発した可能性を示す爆発の瞬間が映っていたそうだが、その理由はもしかして地下を走っている上下水道のせいではないかもしれないからだ。水道が理由である可能性が高いと考えてはいるのであるが。
この事件の目的としては、
シリア軍のレバノンからの撤退と、
レバノン情勢の不安定化と内戦化を
狙ったものと考えられるので、
犯行を推測すると、イスラエル・米国によるものと考える事が無理が無い所だろうが、
もう一つ考えられることは、
イスラエル・米国それにシリアによる合作行為というものがある。
これはどういった事かというと、
背景として、イスラエル・米国が秘密にシリアに撤退を強要していて、シリアがこれに応じたであろう事を想像してみると出てくる「線」である。
シリアは勿論これに応じたくは無いであろうが、戦争を仕掛けられて攻め込まれては堪らないので、これに応じたと推測してみるのである。シリアはフセイン大統領の異母弟を引き渡している。この事から考えても、戦争回避と譲歩をし続けていると考えられる。
さて、三者の間でシリア軍撤退の合意があったとしたら、
それを実行するには、「何らかの口実やきっかけ」が必要になってくる。
この、「口実ときっかけ」として計画され実行された事が、
「ハリーリ氏の暗殺事件」であったと考える事も出来るのだ。
もしもそうであれば、ハリーリ氏は政治謀略の生贄に捧げられたと言う事になる。
この事件により、シリアはともかく非難を浴びて軍を撤退させる事は出来たのである。何も無ければ、撤退させる事は出来ない。
この線であれば、イスラエルと米国にシリアが協力して事件は引き起こされたと言う事になる。
これは勿論のこと一つの推測に過ぎない。
実態はもっと単純なものであろうと、一方では考えているのであるが。
テロ事件に対して、国際社会は国連や非当事者国の連合による「国際的調査」を恒常的に行ってゆく事を目指してゆくべきであろう。
テロ国家によるテロと戦争に歯止めをかけて行くためである。
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