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[ワシントン 31日 ロイター] イラク戦争前の情報収集などについて検証してきた米独立調査委員会は31日、イラクに関する米情報機関の分析は「完全な間違いだった」とする報告書をまとめた。さらに、米情報機関がイランや北朝鮮などの核開発計画について知っていることは依然として極めて少ない、とも結論付けている。
1年以上の調査を経てまとめられた同報告書は、ブッシュ大統領がイラク戦争の理由に使った情報を手厳しく批判する内容となった。調査委は、情報機関全体が「依然として欠陥だらけ」だとしている。
調査委は、「イラク大量破壊兵器疑惑に関する開戦前の分析のほぼすべてにおいて、米情報機関は完全な間違いを犯した」としている。
米政府は、核問題でイランや北朝鮮に圧力をかけているが、これに関連して調査委は、「全般的に、米情報機関が世界で最も危険な国々の多くの核計画について知っていることは極めて少ない」と強調。
そのうえで調査委は、15の情報機関の間での情報の共有や異なる意見を出せる環境作りなど幅広い改革が必要、と提言している。
(ロイター) - 4月1日9時57分更新
「生物兵器情報」はねつ造 CIA、国務長官に伝えず
【ワシントン31日共同】イラク戦争前の米情報機関の問題点を検証した独立調査委員会は、3月31日に公表した報告書で、ブッシュ政権が開戦を正当化する有力な証拠の一つとした「イラクは移動式の生物兵器製造装置を保有している」との情報について、中央情報局(CIA)が重視していた情報源によるねつ造だったと断定した。
報告書はまた、CIA内でこの情報源の信頼性に対する大きな疑問が生じていたにもかかわらず、開戦直前に国連で同装置の存在を報告したパウエル米国務長官(当時)に伝わっていなかったと批判した。
同装置は、開戦直前の2003年2月の長官による国連演説で、旧フセイン政権による大量破壊兵器開発の「否定しようもない証拠」として指摘された核心情報。同演説にはテネットCIA長官(当時)も同席したが、情報への疑問が政権内で共有されないまま、開戦を左右する重要演説が行われていたことになる。
(共同通信) - 4月1日10時1分更新
こんな状態で攻められてイラク国民は、アメリカに保障を要求すべきだと思う。
当然殺人者として、ブッシュをはじめアメリカ国民を裁くべき。
それに賛同した国(日本も含まれてしまう、悔しいが)も裁くべき。
だと思う。