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□イラク・レジスタンス・レポート(日本語版) 2005/03/22~29 [イラク情勢ニュース] 米軍基地への攻撃、依然として激しく
http://www.freeml.com/message/organizer-news@freeml.com/0000851;jsessionid=xgm5evy6o1
URUKNEWSイラク情勢ニュース （転送・紹介歓迎）
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2005/03/31(木)
［飛耳長目録 today'snewslist］
※実際に脱走者がいたブッカ捕虜収容所のトンネル 写真
http://www.islammemo.cc/news/one_news.asp?IDNews=60728
◆３月２２日 ファルージャ 市北方の農業地域にある米軍司令部を砲撃
◆３月２３日 バグダッド シーア派教徒がＳＣＩＲＩとバドル旅団への抗議デモ
◆３月２４日 ラマディ 捕虜となった米兵の奪還に５０万ドルの報償金
◆３月２６日 カイムとハバニヤでも米軍基地を砲撃
◆３月２６日 ファルージャ 昨年４月の米軍攻勢以前の状況にもどる
◆３月２７日 バクーバ レジスタンスが米軍基地を砲撃、司令官が死亡か
◆３月２８日 ラマディ レジスタンスの砲撃受けて米軍は兵舎を放棄
◆３月２９日 ファルージャ レジスタンスは米軍司令官を狙って攻撃
◆３月２９日 ブッカ収容所 実際に脱走者はいた、米軍将校が認める
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☆★イラク・レジスタンス・レポートから抜粋 ３月２２日～２９日
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◆３月２２日 ファルージャ
・市北方の農業地域にある米軍司令部を砲撃
◆３月２３日 アンバル州 ハディッサ
・６０両の戦車で米侵略軍がハディッサを封鎖
米軍はイラク西部の都市ハディッサを２３日の夜明け時に完全封鎖し、
市民が出入りするのを禁止した。
米軍機がチラシをまいて、彼らが「テロリスト」呼ばわりしている者の拘束
に協力すると、多額の報奨金を与えると呼びかけた。その一方で、このチ
ラシは、住民が協力を拒めば水道、電気、下水を遮断すると脅迫した。
この日午後２時３２分に届いたイスラム・メモの速報によると、ハディッサ
市の東の入り口で、米海兵隊とイラク・レジスタンスの間に激しい戦闘が勃
発した。レジスタンス戦士は６２ミリ迫撃砲と携帯式ロケット・ランチャー、
対戦車砲のほか各種機関銃で攻撃し、多数が戦闘に参加しているにもか
かわらず、米軍はひじょうに大量の戦車その他の車両を動員しており、戦
闘は米軍が優勢のようにみえる。
午後３時２５分のイスラム・メモによると、市内のレジスタンスは声明を発
表し、市内に入っている報道関係者は米軍発表だけでなく真実をモスレム
世界に伝えるよう呼びかけた。イスラム・メモは、この時点で、有名なアル
アラビヤを含め衛星ＴＶ５社が市内に入っているという。
◆３月２３日 バグダッド
・シーア派教徒がＳＣＩＲＩとバドル旅団への抗議デモ
この日午前１１時５１分、イスラム・メモはバグダッドから、シーア派教徒
がイラク・イスラム革命最高評議会（ＳＣＩＲＩ）の本部前に集まって、その武
装部門であるバドル旅団の活動に抗議してデモをおこなったと伝えた。
何十人もがバドル旅団に反対するスローガンを叫び、他の者はＳＣＩＲＩの
責任者アブダル・アジズ・アル・ハキムが演じている役割は、「イラクの統一
を破るもの」だと抗議した。彼らはＳＣＩＲＩが宗派主義的な路線にそってイラ
クの分裂を策している例として、スンニ派市民が暗殺されていることを指摘
した。
デモ参加者は、「スンニもシーアもイラク国民だ。わが祖国は売り物では
ない」と書かれた横断幕を掲げた。
◆３月２４日 ラマディ
・捕虜となった米兵の奪還に５０万ドルの報奨金
米占領軍はラマディ市内にチラシをまき、イラク・レジスタンスの捕虜と
なった米兵スティーブの発見に協力すれば、５０万ドルの報奨金を出すと
市民に呼びかけた。
同時に、もし米軍捕虜の身柄がひき渡されず、協力する者が１人もいな
かったら、道路を閉鎖し、商店と民家の強制捜査をおこなうと脅迫した。
◆３月２６日 カイム
・レジスタンスがカイム近郊の米軍基地を攻撃
イラク・レジスタンス勢力はシリア国境にあるカイム近郊のＡ２２と呼ばれ
る基地を、中距離・地対地ミサイルで攻撃した。２次爆発を誘ったあと、激
しい爆発が基地を揺さぶった。米軍は損害と犠牲者の規模について発表
しないのが通例となっている。
◆３月２６日 ハバニヤ
・レジスタンスのロケット攻撃で米兵１２人死亡か
バグダッドの西８０キロのハバニヤにある米軍基地をイラク・レジスタン
スが砲撃した。基地内の「イラク緊急派遣部隊」と呼ばれる傀儡（かいら
い）軍によると、発射された中距離ロケットのほとんどが、任務を離れて休
憩中の米兵が集まるブルに打ちこまれた。
◆３月２６日 ファルージャ
・昨年４月の米軍攻勢以前の状況にもどる
ファルージャにおける最近１週間の活動を伝えたなかで、市内にいるイ
スラム・メモ通信員は、２週間ほど前の戦闘以後、軍事衝突は事実上さま
ざまな地区で毎日のように発生していると報告した。傀儡軍の高級将校
も、イスラム・メモに対して、イラク・レジスタンスの狙撃と砲撃、戦闘は誰も
予測しなかった規模になってきたと語った。
その人物は、ファルージャは最初の包囲攻撃があった２００４年４月以前
の状況にもどったと話した。市内では米軍と傀儡軍に対して、この９日間
で、レジスタンスの爆弾攻撃が１１件、武力衝突が１０件発生した。これら
の爆弾攻撃と戦闘で米兵４０人以上と傀儡兵３３人が死亡した。
イスラム・メモは、市内で（レジスタンスの）軍事攻撃が再開されたあと、
１５０人ものイラク傀儡兵が脱走したことを確認した。これによってイラク傀
儡軍からの脱走兵は、ファルージャだけでも２３１人となり、ほかに２１人以
上の傀儡警察がファルージャ勤務から逃亡した。
◆３月２７日 バクーバ
・レジスタンスが米軍基地を砲撃、米軍司令官が死亡か
バクーバ西の米軍基地にイラク・レジスタンス勢が１５発の強力な迫撃弾
を撃ちこんだ。
イスラム・メモはイラク国家警備隊の情報筋の話を伝えた。この情報筋
は、レジスタンスの迫撃弾が基地の北部と東部で炸裂し、多数の侵略兵
に死傷者が出た、と話した。また彼の話によると、死亡者のなかの１人は
海兵隊の司令官だった。彼の遺体は特別ヘリでバグダッドに移送された。
アメリカの侵略前は、ここは共和国防衛隊の司令部が置かれていた。そ
の米軍施設内では、砲撃で大きな爆発が起こった－－目撃者がイスラム・
メモに話した。
◆３月２８日ラマディ
・レジスタンスの砲撃受けて米軍は兵舎を放棄
ここ１週間、激しいロケット砲撃を受けたことから、米軍は夜明けとともに
ラマディにある米軍兵舎の一つを放棄した。
イスラム・メモは米海兵のドゥーディン軍曹の話を次のように伝えた－－
イラク・レジスタンスからのおびただしい攻撃を受けたあと、米軍はラマディ
西のワッラル地区後方にあるガラス工場内の陣地から撤退した。
◆３月２９日 ファルージャ
・レジスタンスは米軍司令官を狙って攻撃
この日午後４時３５分の速報で、イラク・レジスタンスが米軍のファルー
ジャ作戦を指揮している司令官を乗せた車列を攻撃した、とイスラム・メモ
が伝えた。車がファルージャのジュバイル地区を通過するとき、レジスタン
スは対戦車ロケットと携帯式のパイプ・ロケットで攻撃した。
攻撃のすぐあと、２００人の系兵隊が現場を完全に包囲して封鎖したた
め、通信員はその時点で米軍に与えた損害と犠牲を確認できなかった。し
かしイラク傀儡警察の１人は、攻撃の標的にされたのはファルージャ米軍
の司令官で、彼はファルージャ市内での戦闘を指揮するために、退役した
あとに１年間アメリカ本国から派遣されて来た人物だと語った。
午後６時２０分に届いたイスラム・メモの速報では、イラク傀儡軍と傀儡
警察にレポートが回覧され、ファルージャ総合作戦の米軍司令官が同日
午後の攻撃で死亡したと書かれていた、と報告された。
◆３月２９日 ブッカ収容所
・実際に脱走者はいた、米軍将校が認める
ウンム・カスルにあるブッカ捕虜収容所から、トンネルを掘っての大脱走
（レジスタンス・レポート３月２６日）続報として、イスラム・メモの通信員は、
ある米軍将校がこのことを認めたと伝えてきた。拘束されていたイラク人
はトンネルを掘るのに明らかに２ヶ月は費やし、多くの収容者がこのトンネ
ルを使って逃亡することができたという。その将校は、この特殊施設内の
収容者数を数えてみて、一部が実際に逃亡していたことを確認することが
できたと語った。
その将校（米軍中佐）は、バグダッドのいわゆる「グリーンゾーン」内でお
こなったイスラム・メモのインタビューに、逃亡した収容者の数を明らかに
することはなかった。
イスラム・メモは、数日前、米軍に発見されたトンネルの写真を入手し
た。その写真は、この記事（イスラム・メモ）のアラビア語バージョンで見る
ことができる。
http://www.islammemo.cc/news/one_news.asp?IDNews=60728
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※ URUKNEWS イラク情勢ニュース（webサイト）
http://www.geocities.jp/uruknewsjapan/
※ イラク・レジスタンス・レポート
http://www.geocities.jp/uruknewsjapan/Iraqi_resistance.html
◆メーリング・リストへの参加・退会は上記ｗｅｂサイトからも可能です◆
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題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。