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ウクライナ大統領 トルクメニスタン訪問
ウクライナで民主化を訴えて政権交代を果たしたユーシェンコ大統領が、旧ソビエト
でもっとも独裁色が強いと言われるトルクメニスタンのニヤゾフ大統領と会談し、エネ
ルギー分野を軸に経済関係を強化することで一致しました。
ユーシェンコ大統領は、二十二日、トルクメニスタンの首都アシガバートを訪れ、大
勢の市民による盛大な歌や踊りの歓迎を受けました。
トルクメニスタンのニヤゾフ大統領は各地に自らの像を建てるなど個人崇拝の傾向を
強め、旧ソビエトでもっとも独裁色が強い指導者と言われています。
ニヤゾフ大統領は、ユーシェンコ大統領を「両国の友好を高く評価している」と述べ
たうえで、ウクライナへの天然ガスの輸出などの貿易量をことし二十%あまり増加させ
たい考えを示し、両首脳は、エネルギー分野を軸に経済関係を強化することで一致しま
した。
両首脳は、国内の民主化をめぐっては旧ソビエトでも立場が対極にあると受け止めら
れていますが、天然ガスの半分をロシアからの輸入に依存するウクライナのユーシェン
コ大統領としては、エネルギーの安定的な確保のためにもトルクメニスタンとの良好な
関係を築いていきたい考えです。
[2005-03-23-12:34]
NHK