現在地 HOME > 戦争68 > 713.html ★阿修羅♪ |
|
通常兵器輸入国・地域
「世界の軍事力」 JICA(独立行政法人・国際協力機構)より
http://www.jica.go.jp/world/issues/sonota02.html
EUの対中国武器輸出は、米日台豪との軍事バランスをとるためと思われます。
-------------------------------------
EU、対中武器禁輸継続 解禁来年以降に先送り (東京新聞)2005.03.23
http://www.tokyo-np.co.jp/00/kok/20050323/eve_____kok_____003.shtml
【ワシントン=豊田洋一】欧州連合(EU)は、六月までに解禁に踏み切るとみられていた対中国武器輸出禁止を当面、継続する方針を固めた。解禁は来年以降に先送りされる見通しという。二十二日付の米紙ニューヨーク・タイムズが米政府とEU高官の話として報じた。
米政府は、EUの対中武器輸出の解禁について「中国への武器売却は地域の軍事バランスに悪影響」(ブッシュ大統領)と強く反対していたが、EU高官によると、米国の反対に加え、中国が台湾の独立阻止を目的に反国家分裂法を成立させたため、輸出解禁で合意形成するのが困難になったという。
米国務省のエアリー副報道官は、「確認はしていないが、正しければ歓迎されるべきことだ」と、歓迎する意向を表明した。
EU議長国は今年後半の半年間、英国となる。ブッシュ大統領と関係が緊密なブレア英首相が、武器輸出解禁に踏み切る可能性は低く、禁輸継続で米欧の関係悪化は、いったん回避されることになる。だが、EU側は禁輸解除の方針を撤回しておらず、来年以降、問題が再燃する可能性はある。
EUによる対中武器輸出禁止は一九八九年、天安門事件の制裁措置として発動された。