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株式日記と経済展望
http://www5.plala.or.jp/kabusiki/kabu91.htm
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韓国 歴史問題で謝罪と反省求める 対日政策を転換
ヨン様も「独島は大韓民国の領土」韓流ブームは幻想
2005年3月22日 火曜日
◆<韓国政府>歴史問題で謝罪と反省求める 対日政策を転換
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050317-00000120-mai-pol
【ソウル堀山明子】韓国政府は17日、盧武鉉(ノムヒョン)政権の新たな対日政策を発表した。島根県議会での「竹島の日」条例成立を受け、歴史問題と領土問題を日本に正面から提起する姿勢を強調。「歴史問題を外交問題化しない」とした盧政権の対日政策を事実上転換し、植民地支配の被害に対する真相究明と謝罪、反省を強く求めた。
新たな対日政策は、同日の国家安保会議(NSC)常任委員会で確認され、委員長の鄭東泳(チョンドンヨン)統一相が声明として発表。四つの原則と五つの具体策で構成される。
声明は、竹島問題や歴史教科書検定をめぐる日本の動きに対し、「隣国と共存する意思があるのか根本的に疑問」と提起し、竹島の領有権主張と植民地支配を正当化する動きに「断固対処する」との基本的立場を強調した。
歴史問題の解決では、植民地支配の被害に対し日本が「真相究明、謝罪と反省」を行い、韓国が「許し、和解」する形が「世界史の普遍的方式」と指摘。具体的には慰安婦や被爆者、サハリン在住韓国人問題など「65年の日韓条約で協議対象から外れた事案」について日本が人道的な解決策を示すよう強く促した。また、「日本は隣国の信頼獲得が国連など国際社会で指導的国家として尊敬される第一歩と認識すべき」と述べ、日本の国連安保理常任理事国入り(賛否の)判断基準の一つとして、歴史問題の対応を注視する姿勢を示した。
李泰植(イテシク)外交通商次官は政策発表後に会見し、昨年7月の日韓首脳会談で盧大統領が「歴史問題を外交問題化しない」とした発言について「覆したのではなく、日本が期待に応えないことへの失望感を表現した」と説明。被害者補償で韓国政府が主体的に取り組む姿勢を強調したうえで「韓国だけの力で対応することに、深刻な危惧(きぐ)を持っている」と日本に協力を求めた。
また李次官は、島根県条例について、朝鮮が外交権をほぼ奪われた状態下の1905年に島根県告示で竹島編入が行われた点を指摘し、「植民地支配の(端緒となる)行動が再演されたものだ」と述べ、歴史問題との認識を示した。
= ◇ =
韓国政府が17日に発表した新たな対日政策原則と具体策の要旨は次の通り。
●対日4原則●
(1)(歴史問題では加害側が)徹底した真相究明と真の謝罪、反省をし、(被害側が)許し、和解するという世界史の普遍的方式で解決する。
(2)独島(竹島の韓国名)及び歴史問題を巡る植民地支配を正当化しようとする事案に断固対処する。
(3)韓国の大義と正当性を国際社会に示す努力をし、その過程で日本の態度変化を促す。
(4)日本は、現在と未来の宿命的な同伴者であり、合意された政治外交的交流は継続し、経済・社会・文化・人的交流は増進する。
●5項目の具体策●
(1)独島の領有権を守るための措置を行う。
(2)国際社会と日本の良心的勢力と連帯し、歴史の正しい共同認識形成のため、あらゆる手段を活用する。
(3)(植民地時代の)被害者の個人補償について、韓国政府が負担すべきことは解決する。一方、65年の日韓条約の協議対象から外れた事案については、日本政府が人権尊重と普遍的規範の次元から解決するよう促す。
(4)日本は隣国の信頼獲得が国連など国際社会で指導的国家として尊敬を受ける第一歩と認識すべきで、日本の動きを注視、適切に対応する。
(5)日本を同伴者とする希望は捨てず、市民社会間のネットワーク構築を強化し、草の根から歴史問題を解消する基盤づくりに努める。
(毎日新聞) - 3月18日1時16分更新
◆ぺ・ヨンジュン「独島は大韓民国の領土」 3月21日 朝鮮日報
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2005/03/21/20050321000046.html
「韓流スター」ぺ・ヨンジュンが21日、自らの韓国語公式ホームページに独島(トクド)問題と関連し、心境を告白する文を載せた。
「久しぶりに休めることになり、皆様に文を書きます」と切り出したぺ・ヨンジュンは、「家族(ファンの意)と両親に心配をかけたくなく、また独島問題に関する質問に次の機会に答えたいと言った約束を守るため文を載せます」と書き込みの背景について説明した。
ぺ・ヨンジュンは、「独島は大韓民国の領土であり、だからこそ一層理性的に対処しなければならないと思う」とし、「独島が誰の領土か一言ずつ言ったところで実際に何が変わるのか、真の解決のためどのようにプラスになるか冷静に考えてみる必要もある」と指摘した。
また、「国民が感情的な対立により傷つき関係悪化に発展しないことを願う」とし、「両国の国家政策を決定する方たちが賢明な方法で対処して下さると信じる」と書いた。
続いて「私に与えられた役割があるとすれば、国家の領土の線を引く言葉一つより、アジアの家族たちの心と心の線をつなげていくことではないかと思う」とアジアのエンターテイメント文化をリードする「文化大使」としての姿勢を垣間見せた。
ぺ・ヨンジュンは今月17日、江原(カンウォン)道・三陟(サムチョク)市で開かれた映画『外出』(邦題:4月の雪)記者会見で独島関連の質問に「国民の一人として心配しており、関心を持っているが、またの機会に申し上げたい」と答えを避けた。その後、インターネットなどではぺ・ヨンジュンの回答が必要なのではないかという論争が続いていた。
◆日韓の友好は冷静に考えればありえないだろう 3月14日 極東ブログ
http://finalvent.cocolog-nifty.com/fareastblog/2005/03/post_10.html
(前略) 《韓国はもはや北朝鮮を脅威とみなしていないし、日本の拉致問題に対する興味はゼロ。北に圧力をかけるどころか、核保有すら容認する覚悟をしている。これでは、たとえ6か国協議が再開されたところで、進展は見込めない。大局的に見れば、韓国の現政権は同盟関係の重点をアメリカから中国へ転換しつつある。》
もちろん、そうなのかという疑問の声もあるだろうし、私がいまだに古いタイプの人間だから思うのかもしれないが、この事態に胸張り裂けんばかりの韓国人も少なくはないだろうとも察する。しかし、冷静に見れば、そういうことなのではないのか。韓国はそういう国なのだ。そしてこの先に統一朝鮮が存在する。タスカは言及していないが、統一朝鮮とは、中国の現状の延長で考えるかぎり、親米的なものではありえない。中国が国家的な脅威となる存在を喉もとに許すわけもない。地政学的に、と言うのも恥ずかしいが、親中となるだろう。もちろん、当面は、北朝鮮の傀儡化だろうが。そうした見取り図のなかで、日本と韓国が連携していくという強い国策を打ち出せるほどのタマは日本にもいなければ韓国にもいないだろうし、それはおよそ幻想の部類だ。
タスカは半島の核がどこに向くかと暗示しているが、言うまでもなく、親中的な国家に選択はない。というか半島の核の存在自体がそれを意味するわけだが、日本の現状を見るに、その悪夢の階梯は理解されているふうでもない。(後略)
(私のコメント)
ニュースは幾つか並べて見ないと本当の意味はよく分かりませんが、韓国問題もこのように並べてみると、日韓関係は方向的に悪化の一途をたどってゆくと思われる。韓国政府の新しい対日政策を見ても、日本に対する最後通牒を突きつけたようなもので、ノムヒョン大統領の真意は図りかねますが、日韓関係を良くして行こうと言う意思は感じられない。
このような韓国の左旋回は金大中大統領の頃からですが、韓国の若者の世代が左翼的な教育のせいで反米親北朝鮮的な感情を持つようになって、人口構成から見ても反米左翼政権はこれからも続いてゆくだろう。
テレビなどの外交評論家達は口を揃えて、国内政治が上手く行っていない事への不満を外に向けさせるためと解説しているが、韓国が中国の影響下に入ってしまった結果が今回の対日政策の変更につながっていると見たほうがいい。最近の中国の経済的発展が極東の軍事バランスへ変化を与えて、米軍の韓国駐留が無意味になってきている。
韓国と北朝鮮とだけの緊張関係なら在韓米軍もそれなりに意味はある。しかし中国を含むと在韓米軍の存在は単なる人質に過ぎなくなってしまう。だからアメリカも在韓米軍は次々と本国に引き上げる方向にきている。地政学的にも大陸に強力な国家が出現した場合、朝鮮半島はその影響下に入らざるをえない。
日本においては親米と親中とがほぼ拮抗して牽制しあった結果、どちらでもないノンポリ的な政治的無関心層が圧倒的に増えて、選挙にも行かない若者が増えた。イラクがどこにあるかも分からない若者は半数近くにも達している。だから韓国に対してもほとんど無関心であり、韓流ブームが起きて初めて韓国に関心を持った人も多い。
この韓流ブームは自然発生的なものではなく、韓国が親中国的になって行くなかで、日韓の親善がそれを食い止めるための歯止めとして電通が仕掛けたものだ。しかし竹島問題における騒動が日韓の親善ムードに水をさす結果となり、ヨン様までが独島は大韓民国の領土と言う発言をするまでになっている。
日米としては韓国も北朝鮮も台湾も現状維持を願っているが、しかし中国としては台湾も韓国も勢力下に置こうとしている。そこに緊張関係が必然的生まれ、韓国のノムヒョン大統領が歴史問題などをカードにして強硬になってきたのは、このような緊張関係が背景としてあるからだ。だから日本がいくら謝罪したところで日韓関係が好転するわけではない。
もちろん中国や韓国は日本との経済関係を強く望んでいるが、政治と経済とを上手く分けられるようなものではない。日本がアメリカに対して政治と経済とは別とはとても言えないだろう。牛肉一つとっても外交問題になりうるのだ。だから中国や韓国が政治と経済は別にしようと言ってきても、それに乗ってはならない。
このニュースを見ればアメリカと韓国とはますます疎遠になって行くようだ。
◆上陸作戦訓練、韓国軍が公開…米軍は参加せず
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20050321id21.htm
【ソウル=福島恭二】韓国軍は21日、米韓合同軍事演習「RSOI・FE05」の一環として、慶尚北道浦項市の海岸で上陸作戦訓練を行い、報道陣に公開した。
訓練は例年、米韓の海兵隊が合同で行っているが、今年は米海兵隊は参加しなかった。
有事の際の奇襲上陸を想定し、地上部隊と上陸部隊、後方支援部隊の連携確認などが狙い。
海軍特殊戦旅団が敵陣地を破壊した後、海兵隊第1師団が上陸して海岸線を掌握。揚陸艦が接岸し、戦車や装甲車などを次々と上陸させる訓練を行った。米側は沖合に支援艦を待機させた。
この演習は戦時増援演習「RSOI」と野外機動演習「フォール・イーグル」を統合したもので、韓国軍と在韓米軍などが25日まで行う。
演習に対して北朝鮮は連日のように非難しており、ラヂオプレス(東京)によると、21日付の党機関紙「労働新聞」は「わが国(北朝鮮)を武力によって侵略し、圧殺するという犯罪的企図の産物である」と批判した。
(2005/3/21/22:57 読売新聞)