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(回答先: 韋駄天船長ら3人無事解放 【共同速報時系列】 投稿者 木田貴常 日時 2005 年 3 月 21 日 12:14:28)
http://www.asahi.com/photonews/image/gallely/SEB200503210003.jpg
無事解放された(左から)黒田俊司機関長、井上信男船長、エドガード・サダン乗組員。右は笑顔の近藤観司社長=21日午前8時52分、タイ南部サトゥーンのホテルで
解放の人質3人と近藤社長らが面会
2005年03月21日13時04分
http://www.asahi.com/national/update/0321/TKY200503210109.html
マラッカ海峡で14日、日本のタグボート「韋駄天(いだてん)」(近藤海事、本社・北九州)が海賊に襲われた事件で、近藤観司社長は21日午前8時半ごろ、解放された井上信男船長(56)、黒田俊司機関長(50)、フィリピン人船員のエドガード・サダンさん(41)の3人と、タイ南部サトゥーンのホテルで会い、無事を確認した。その後、3人は無精ひげが生えているものの、しっかりした足取りで記者団の前に現れた。
井上船長は「元気でやっています。安心してください」、黒田機関長は「元気で帰ってきました」と話した。
近藤社長によると、黒田機関長はジャングルを歩いた時に足の裏に軽いけがをした。井上船長は持病のぜんそくがあり、近藤社長が持参した薬を飲んだという。
◇
北九州市若松区の近藤海事本社前では21日午前11時半すぎ、黒田機関長の妻智恵子さんと2人の娘が会見した。智恵子さんは涙まじりに「本当に安心しました。みなさんの励ましもあって無事を信じていました。お疲れさまと言ってあげたいです」と語った。
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2005年03月21日01時28分
http://www.asahi.com/national/update/0320/TKY200503200133.html
写真:http://www.asahi.com/national/update/0321/image/nat0321001.jpg
20日夕、マレーシア海上警察のパトロール艇(右)の併走でマレーシア・バタワースを出発、インドネシアへ向け出港した韋駄天
マラッカ海峡で14日、日本のタグボート「韋駄天(いだてん)」(近藤海事、本社・北九州市)が海賊に襲われた事件で、海賊に連れ去られた井上信男船長(56)ら3人が20日、解放された。同社の近藤観司社長が井上船長と電話で話し、3人の無事を確かめた。外務省も確認している。
連れ去られていたのはほかに、黒田俊司機関長(50)とフィリピン人船員のエドガード・サダンさん(41)。
午後11時45分(日本時間21日午前0時45分)、ペナンのホテルのロビーで同社の代理人が解放確認を発表した。3人はマレーシア国内で治安当局に保護されている。同船長は「3人とも無事です」と話している、という。3人の所在については「いまから社長が直接会って確認する」と述べた。
近藤社長らは16日にペナンに入り、捜査当局の情報などをもとに複数のルートから海賊グループとの接触をはかっていた。20日午後8時ごろ、社長に「3人が発見された」などの情報が入り始めた。同11時半ごろに社長が船長と電話で話し、本人であることを確認した。関係者は「この種の事件では、もっとも短期間に解決した」と話している。社長は21日未明、3人と合流するためペナン島を出発する。
海賊は襲撃の際に「韋駄天」から奪った衛星携帯電話を使って、犯行直後から近藤海事側と接触し、身代金を要求していたと見られている。
韋駄天の直前に襲われたインドネシアのガスタンカーの場合、船長らは18日に解放されたが、「海賊に6億ルピア(約720万円)を支払った」とインドネシアのメディアが報じている。
「韋駄天」は14日午後、建設用運搬船「くろしお1」を引いてシンガポールからミャンマー(ビルマ)に向けてマラッカ海峡を航行中、3隻の海賊船から銃撃を受け、乗り移った海賊たちが井上船長らを拉致した。
タイの日本大使館筋によると、タイ警察当局から20日深夜、同大使館に「同国南部サトゥーン付近で日本人を保護した」との連絡が入った。韋駄天の船長ら3人と見られ、海上で漁船にのっていたという。