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□グアンタナモにおけるアメリカ軍の犯罪に関して新たな事実が発覚 [IRIBラジオ日本語ニュース]
http://www.irib.ir/Worldservice/japaneseRADIO/news.fri.htm#3
グアンタナモにおけるアメリカ軍の犯罪に関して、新たな事実が発覚しました。
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キューバのグアンタナモ基地におけるアメリカ軍の犯罪行為に関して、新たな事実が発覚しました。
『アルゴッツオルアラビー』のインターネットサイトが、17日木曜、グアンタナモでアメリカ軍が拘束しているアルジェリア人6名の弁護士の一人の報告として、「アメリカ軍の取調官は、これらアルジェリア人の収監者の一人を裸にした後、彼の2本の指を砕いた」と伝えました。
世界40カ国以上、およそ600人がアルカイダやタリバンに協力したとして、裁判を受けることなく、グアンタナモ基地に収監されています。
アメリカの独立調査団体も、17日、イラクやアフガニスタンにおける調査報告を出し、アメリカ管轄の刑務所にいる少なくとも20名が虐待を受けて、死亡したとしています。
関連記事
・アブグレイブとグアンタナモの虐待の証拠
http://www.irib.ir/Worldservice/japaneseRADIO/news.sun.htm#kaisetu
アブーゴライブとグアンタナモの虐待の証拠
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最近、イラクのアブーゴライブ刑務所やキューバのグアンタナモ基地の収監者に対するアメリカの虐待の証拠が公開されました。これは、ブッシュ大統領と、彼の政権の好戦的な仲間にとって、新たな汚点になると見られています。興味深いのは、これらの証拠が、一冊の書物として、それもアメリカで出版されたことです。
これは、「イラク、虐待と真実」という名で、マーク・ダーナーという人物によって書かれました。彼はこの本の中で、様々な証拠を提示し、アブーゴライブやグアンタナモの刑務所での虐待は、アメリカ政府の高官の指示によるものであることを証明しています。この証拠の中には、例えば、捕虜に対する扱いを定めたジュネーブ条約違反や、収監者の状況に関して、ブッシュ大統領の顧問たちの間で交わされたメモなどがあります。2001年9月11日の同時多発テロ以来、アメリカ政府は、何度も、アブーゴライブとグアンタナモの収監者に対して、ジュネーブ条約に違反する行為を行ってきました。さらに、イギリスのストロー外相はアメリカ軍による虐待を暗に認めながら、それを情報収集の手段であるとしていました。またこれ以前にも、アメリカ政府は、この2つの刑務所でのアメリカ兵による虐待を否定し、アメリカの犯罪行為を隠そうとしました。しかしながら、彼らはこの試みに失敗したために、虐待の責任を、何人かの横暴な看守らに押し付けたのです。
アメリカの調査報道記者、セイモア・ハーシュ氏が、最近、「アメリカの秘密戦争、9.11からアブーゴライブへの道」という本を発表しました。その中で彼は、アブーゴライブ刑務所での虐待は、完全に、国防総省という政府レベルで計画され、ブッシュ大統領自らの署名によって行われたものだという証拠を提示しました。アメリカ政府の計画の中には、情報獲得のために、特殊部隊の隊員から成る、秘密チームを結成することがありました。彼らは、世界各地にいる疑わしい人々の拉致や暗殺を行い、その後、虐待が存在する国々に派遣されたのです。「特別調査計画」と題するこの作戦には、罪のない、多くの拘束者や虐待の被害者が含まれていたことが示されています。アメリカ人によって出された、政府高官らによるジュネーブ条約違反や人権侵害を示す証拠に注目すると、アメリカは、自ら人権を侵害しているというのに、どうして、イラクの人々に自由と民主主義をもたらすなどどいうことができるのでしょうか。これらは、アメリカが、2年間イラクを占領し、この国に情勢不安をもたらすために用いたスローガンだったのです。